ハヤカワミステリ文庫 エラリィ・クイーン 著
↑の著者名、バーナビー・ロスにしようかと思ったのだが 私の持ってる文庫はエラリィ・クイーン名義なのでそのままにしたですよ。 つーか今となってはバーナビー・ロス名義の本を持ってる人少ないだろうなぁ。 もちろん私は持ってませんが!
小説を買わない宣言をしたので 久しぶりに持ってる海外モノの古典ミステリを引っ張り出してきてみました。
この悲劇4部作(X・Y・Z・最後の事件)の中では やはりYが1番取り沙汰されることも多いし、オマージュも多いし 日本の新本格といわれるミステリを書いている作家も 好きなミステリとして挙げることが多い作品なのですが 私的には4部作の導入とも言えるこの「X」が1番好きなのですよ。 やはり変に凝っていないシンプルさで それでいてしっかり伏線も手がかりもあり 好きな理由としてはそういった読みやすさという点があると思います。 「Y」って結構アクの強い作品だと思うし。もちろん面白いですが。
このシリーズではやはりサム警視がいい味でね! 探偵役のドルリィ・レーン氏もロマンス・グレーっぷりが見事だしね! (中年どころの問題じゃないけどな!) なんか親父好きもこの辺からんでる感じしますね……(笑)
確か初めてコレを読んだときは 初めてクリスティの「そして誰もいなくなった」を読んだときと同じくらい ミステリというものに感動した記憶がありますねぇ……。 私のミステリ好きはクリスティとクイーンから始まっているのです。
クイーンは国名シリーズを1作も読んでないので そっちも是非読まなくてはと思うのですが さすがに買い揃えるには辛いんですよね〜……。 でも図書館で借りたとしても手元に置いておきたいと思うだろうなぁ。
昨日のライブ疲れがすっかり足に。 こう、筋肉痛になって出てくると若くないなぁと思うのですが まだ1日目に出てくるだけ安心できるというかね(笑)
明日は原宿でライブですよ!
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