書庫目録

2003年06月16日(月) 許せ、兄ちゃん。

朝。

巣鴨の駅に着いた私は
いつものように会社まで歩こうと駅舎の外に出たのです。
ぽつぽつと傘を差すか差さないか迷うほどの雨。
長い傘を持ってきていた私は迷わず傘を開いたのです。

そのとき、私の隣を歩いていた兄ちゃんは
歩きながらカバンから折り畳み傘を取り出そうとしていたので
前屈み気味に歩いていました。
傘を見つけた兄ちゃんが頭を上げたそのとき。


ガツ!


兄ちゃんの脳天に
私の傘の骨の先端が突き刺さったのです。

そりゃもう、思い切りよく。

兄ちゃん、思わず頭押さえてうめいてしまうくらい(痛)


私は慌てて「ゴメンなさい」と謝りました。


で、謝った後はそのまま会社への道を歩いていったのですが。



が。



会社に着いてエレベーターを待っていると。







アレ、頭刺さった兄ちゃん(……)がイルヨ?






そうです、その兄ちゃんは同じ職場の人間だったのです。
しかも同じフロアだよ……(汗)

どうりでマジマジと顔見るなぁと思ったんだ!!


同じ会社の人間くらい覚えなさい?

だってうち、2000人も従業員いるのよ?
同じフロアの人間だけでも150〜200人いるのよ?
所属本部の人間を覚えるだけで精一杯だっつーの。



でも兄ちゃんの反応を見るに、彼は私の顔を知っていたっポイ。

妹「姉貴、会社で有名人なんじゃねーの?」

否、断じて否!
だってオレ、会社の友達少ねーもん!!

(友達がいないからって有名じゃない理由にはならんけどな)


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明日香 [Fanatic Gene]


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