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2003年03月20日(木) イエスの遺伝子&黄泉がえり感想

徳間書店 ハードカバー
マイクル・コーディ 著  内田昌之 訳

今現在の、遺伝子治療ってどこまでできるんでしょう?
これが完全にできるようになったら癌治療とかが飛躍的に進むんでしょうね。

癌ってアレだ、アポトーシスとネクローシスの不全。
だよね? 確か。



さてさて。
何かと話題の黄泉がえり。
予告どおり観てまいりましたー。

観終わった直後の感想としては「まぁ、面白かったんじゃないの?」という感じ。
ただね、これ、柴咲コウの歌がヒットしたので映画もヒットしたんじゃって気がしました。
というか、何なんでしょう。
明らかに説明不足な箇所もあってね。わからないこともないんですけど。

以下ネタバレで。
結局、第一の黄泉がえりはカツオくんではなく歌手・RUIの恋人のプロデューサーなんでしょうか。
というか、彼が黄泉がえりだっていうことはつまり、彼らは阿蘇にいたということですか。
それから熊本県には海がありますが
あの黄泉がえり現象が起きていた地域に海は含まれてないんじゃと思うんですけど(汗)
だって、あの地図どう見たって阿蘇山麓周辺(外輪山のあたりまで)だったし。
葵が思いっきり砂浜にいる場面がありますが(回想シーンでなく)
海まで行けるならカツオくんたちも熊本市内の大学病院くらい行けたと思うんですが。

というね、何か矛盾点が結構目についてしまって。

葵が黄泉がえりだなというのは最初の車に同乗させてもらうシーンから
いきなりアパートの前のシーンへの切り替わりで解りました。

そういえば葵の乗った事故車の引き上げが随分後になってからだったのですが
あの、運転席と助手席に乗っていた葵の友人には家族がいなかったんですかね?
見つかるの遅すぎると思うのですよ。
じゃなかったら接触した(と思われる)トラックの運ちゃんは逃げたってこと?
だって接触しなくたってすれ違った車がガードレール突き破って転落したら
いくら何でも気付きますよね? 気付かずに通り過ぎることはないと思うの。
その辺どうよ!? って感じ。

あと気になったのはアレですね、RUIのライブのシーン。
RUIとその恋人は主役ではないんですが出ずっぱり。映しすぎ。
柴咲コウは好きなので別にいいんですけど、映画的にはどうなのよ、と。

ついでに些細なことですが、草なぎくんの走り方は微妙だと思う(笑)


ということで、全体的に面白かったと思うんですが
細部、もうちょっと作り込むことも出来たんじゃないかと思って。

ただね、私は涙腺が弱いので最後のあたりではやはりヤられました。

とにかく、私的には手放しで面白かったと言える映画ではなかったです。
「面白かったよ、けどね」っていう(汗)

(あくまで私的感想ですので、好きな人はお気になさらず。気分を害されたらスミマセン)


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