書庫目録

2002年08月14日(水) ぼっけえ、きょうてぇ

角川ホラー文庫
岩井志麻子 著

……恐いか?
んー、これは何年か前のベストセラーの文庫化なんですが
ベストセラーになるほどの物か? と思ってしまいました。
ホラーというよりは怪談っぽい感じですね。
大体、時代がまだ明治になったばかりとかその辺のようで
岡山弁の一人称で話が進むこともあって、余計怪談っぽいのですな。
それに短編だし。

この文庫1冊には4編の話が入っていて
まだ最初の「ぼっけえ、きょうてぇ」しか読んでないのでアレなんですけどね。
でもタイトルの話に対してそういう印象を持ってしまったので
多分、この著者の本をまた買おうという気にはならないだろうと思います。

昨夜、百物語を見ました。
竹中直人が語り部として毎回登場するというテレビドラマ。
初回だった昨夜は四谷怪談だったのですけど。
えー、四谷怪談と言われても解らない方のために解りやすく言いますと
つまるところお岩さんです。
お岩さんなら多分、誰でも知っているんじゃないのかなァ。

岩を演じていたのは菅野美穂。伊右衛門を原田龍二。
それぞれの演技、特に菅野美穂の演技は良かったと思うのですが
個人的に脚本に対してかなり不満がありましたね。
大して面白くないと思ってしまったというか、どうも話が解りにくくて。
怪談っていうのはもっと解り易くしたほうがより恐いと思うんですけど。

で、ここで四谷怪談の話題を。
ちょっと前に京極夏彦氏が「嗤う伊右衛門」という本を出してまして
これ、四谷怪談がモチーフなのです。
というか、四谷怪談なのです。
コレを思い出して、同じ四谷怪談でも人によって解釈の仕方は違うのだなと。
京極氏の四谷怪談は、恋愛の話になっていました。
まぁ、ホラーじみたところもあるのですけどね。つか、ホラーか。
面白いのでオススメです。
京極氏の文体は好き嫌いの分かれるところだとは思うんですけど。

如何にしても女の情念を甘く見るなってことですが。
怪談ってそういう、女を袖にした男が取り殺される話とか多いですよね。

あ、10月3日のライブのチケットが届いてしまいました……。
……8月30日のチケットはまだ届かないのにね(汗)
今週中に届かなかったらチケットセンターに連絡したいと思います。
でもいつも結構ギリギリなんだよな確か。


 < 過去  INDEX  未来 >


明日香 [Fanatic Gene]


My追加