われ想う
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何か、いろいろあったらしい。初っぱなから、いろいろ。
昨日、夕暮れ時。 ちょっと薄暗くなったディズニーランドを歩いていたら。 私の足下に突然、松ぼっくりが転がり出た。 松ぼっくり。言うても、決して大きなものではない。 しかも、近くを歩いていた人が、何かの拍子で蹴ったのが転がっただけだ。 そう。「それだけのこと」であっても、何の予測もしていなかった私は、かなり驚いた。
たくさんの人の目の前で、考えることや気を回すことはたくさんあって。 しかし、注意力散漫になると、一番大切なことがお留守になる危険性がある。 しかも、その緊張がピークであろう初日に。
ステージに向かってモノを投げるな。
もちろん、それ自体がお約束になっているBANDもある。 紙飛行機が飛ぶBANDがある。チューインガムが乱舞するBANDがある。 でもそれは、ステージ上の人間が十二分に承知していること、なのだ。 「この曲の、この瞬間に、これが飛んでくる」ということを、 全員がしっかり認識しているから「特別に許されている」ことなのだ。
10数年前、某BANDのLIVE中に、客席から缶ビールが投げ込まれたことがあった。 アンコールで出てきて曲紹介・・・というタイミングでコトは起きた。 下手のギタリストをかすめて、その飛来物はステージに転がり落ちた。 その後、紹介にかかっていた1曲だけを演り、LIVEは中止。当然の結果。 ボーカルは怒り、メンバーは落胆し、アナウンスが流れ、ファンは嘆き、ぷっつりと終わった。 でも、このときのこの態度があるから、今も私は彼らのファンを続けていられると思っている。 悪い芽は、とことん摘むべきだ。じゃないと、食い潰される。
でっかく育つその成長過程は、順風満帆とは行かない。 ヒトより頭ひとつ抜け出そうと思ったら、逆風は並大抵じゃない。
辛かったと思う。悔しかったと思う。そこにいた全員が。 でもきっとその全員が、ひと回りデカくなったよ、きっと。
今回のTOUR、成功するね。きっと。 いいや。絶対に成功させるべき。絶対、やで。 あのとき、ちゃんと怒り、中止させた勇気があれば、絶対できるよ。
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