われ想う
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2002年10月04日(金) 諸刃の剣

今日はちょっと疲れた一日であった。最近、そんなのばっかりだが(苦笑)。
直接的な仕事相手ではないので、おそらくもう会うことも言葉を交わすことも無いだろう。
だからって、そんな斬り捨て御免な態度を取られると、こちらは非常に疲れる。

私は一人っ子である。そして女だ。だから結果として、「一人っ子の長女」である。
実家の親元を離れて、コッチで一人暮らし。仕事、してます。
そんな私を見て、彼はこう言った。
「いい加減仕事をして得心したら、帰って親御さんの面倒見てあげなきゃねぇ」。
言っておくが、私は得心したくて、己の満足を得るためだけに仕事をしている訳ではない。
「しかし、もう結婚してもオカシクはない年齢でしょ」。
えぇ。誕生日が来れば27ですよ。四捨五入すりゃ三十路です。
「でも一人っ子の娘さんだったら、ご養子さん取らなきゃねぇ」。
ご心配なく。その辺り、上手くやってますから。
「しかしまぁ。ご両親も何も一人しか作らないことは無かったのに」。

疲れる。疲れたよ。
ほぼ初対面の人間に、どうしてここまで突っ込んだコトを言われないといけないのか。
反論するのも場所が許されなかったので、私は適当に聞き流していた。

そんなに一人っ子って、卑下されるものなのか。
兄弟がいなくて寂しい、と思ったことはある。しかし仕方ない。
兄弟がいれば、性格形成上良かったことも多々あると思う。しかし、仕方がない。
今ここで、嘆いたとて悔やんだとて恨んだとて、どうなるコトではないのだ。
そして、私は物心付いたときから「一人っ子」である。
それが当然の事実。それ以下も以上も存在しない。

それにな、オヤジ。
母親が心臓に持病があって、私を産むのにも命懸けだったとしたら、どうする。
実は私には妹がいて、この世に数日間しか生を受けられなかったとしたら、どうする。






解らない人は、解らない。
解ろうとしない人は、絶対に解らない。
傷付ける人も、きっと気付かない。どれだけの刃を、日々振るっているかなんて。

だから、強くなるしかない。


睦月 |MAILMy登録