われ想う
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仕事から帰宅すると、近所の商店街は今日明日と阿波踊りらしく、 何だかとっても夏祭りな空気に包まれていた。 ついこの間、踊っていたと思ったのに、もう1年経ったんだなぁ。 私の田舎は阿波踊りの本場なので、 鳴り物と太鼓が「よしこの」のリズムを奏で出すと、自分が今どこにいるのか曖昧になる。 場所もそうだが、時間の流れも解らなくなる。 真夏の暑い太陽の下、運動会の出し物で踊ったときの蝉の声とか。 初めて彼氏と出掛けた日、絶妙タイミングでジッタリン・ジンの「夏祭り」が流れていたとか。 久し振りに両親とくり出し、あと何回一緒に観られるんだろう・・・なんて思ったこととか。 光と音、汗と喧噪の洪水で街中が水没する4日間。 この時間が過ぎると、どんなに残暑が厳しくとも、どんなに夏休みが残っていようとも、 もう「秋」なのだ。そして少し、寂しくなる。 今年は、帰れない。みんな、ごめん。
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