われ想う
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2002年03月04日(月) 果て無し

昨夜から、京極夏彦の『鉄鼠の檻』を読みにかかった。
作品設定の時期的には2ヶ月ほど遅いのですが、季節柄に関係なく唐突に読みたくなる。
ホントは『女郎蜘蛛の理』の方が今っぽいんだけど(苦笑)、いーんです。
雪山の凛とした空気を想像しながらページを繰ってます。

京極作品にしても何にしても、空想の広がる文体が好き。
キャラはしっかり確立してるんだけど、イメージは固定されない。
読む人間、一人ひとりの中で「このキャラはこの人」というふうに想像されるような
読み物がいい。書き手としても、そういう文章に憧れる。

あれだけの長編を、飽きさせることなく読み切らせてしまう力には、ただただ脱帽する。
「能書きを省いたら10ページで済みます」などと言ってのける潔さも良し(笑)。

作中に、
「見ようとしては見えなくなる。あなたはもう解っているのだ。見るのではなく感じなさい」
といったような行が出てくるのだが、この一文に「活字」の魅力が詰まってるんじゃないかな。
音楽にしても然り。人間の持つ五感の内、ひとつでソレを感じ取る。
活字は視覚で、音楽は聴覚で。そこから無限の世界に広がっていく。
そういう「果てのない芸術」って、凄く魅力的。






で、『鉄鼠』ですが。
コレに出てくる「和田慈行」。彼は「Jaguerさん」です(笑)。←黄猿ね。
そんでもって『京極堂シリーズ』に出てくる「榎木津礼二郎」。
こいつは「吉井和哉」です(笑)。もしくは、もう少し背の高い大田宏(苦笑)。


やっぱ、キャラの立つ人間が芸術を引っ張り先導していくんだな・・・。


埋もれるな、感性。出過ぎる杭は、打たれない。


座右の銘です(苦笑)。



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睦月 |MAILMy登録