徒然なるままに・・・
翡翠



 バレンタインデイ

先週の日曜日。
チョコレートを買いに出かけた。
車でわざわざ2時間もかけて。
その日はいいお天気で 午前中に洗車したばかりの車はピカピカで
すこぶる機嫌がよかった。
3月中旬の陽気で 屋根を開けるには 絶好のお天気。
ここのところずーっと閉めっぱなしだったから
ひさしぶりに風に吹かれて気持ちがいい。
目的地に着いたところで 携帯をチェックすると キザオから 着信。
今どこ、何してるの?
だって。
○○で チョコ買ってる・・・って返事をする。
しばらくぶらぶらして帰ろうと思っていたけど 急に呼び戻される。
ありゃ めずらし。
少しだけ 会いたかったんだけど・・・って
少しだけかよ〜と思いながら それを受け入れずにはいられない。

いつもとは違うところを待ち合わせ場所に指定され そこへ着くと
何ヶ月ぶりになるんだろう。
彼が車から降りてきた。

この人とは たまにしか会わないから
いつも初対面のように緊張してしまって まともに顔が見られない。
買ってきていたチョコを手渡す。
ホテルに持っていって 私も食べるつもりだったのに
彼は置いていくと言う。
まあ しょうがない。
この人には何を言っても無駄だ。
彼のやりたいようにしかしない。
セックスさえも。
私への愛撫はおざなりで すぐ私にさせたがる。
でも久しぶりの彼のモノは ちょっとかわいく思えたりして・・・。
ほぼいつもと同じ手順で抱かれる。
この人は私が演技していることが わかっているのだろうか。
出す声も しぐさも どこかでみたような感じなのに。
でも。
彼に抱かれるのは 嫌いじゃない。
いつもと同じでも。
彼が自分の欲望のはけ口としか考えていなくても。
久しぶりに受け入れると 最初はちょっと軋んだ。
痛っ・・・って言っても 聞き入れてはもらえない。
お構いなしに 彼は入ってくる。
でも そんなことはすぐに慣れる。
潤ってきて 彼にしっかりと抱かれて 突かれるのは嫌いじゃない。
正常位 騎乗位 バック・・・。いつもと同じ。
バックからする時に 彼は違うところに入れようとするけど
それは拒否する。
それだけは聞いてくれる。
今日はちょっと長いな・・・。
腰痛持ちさんなのに 大丈夫かな・・・。
いつもの最後の格好になりながら そんなことを考えていた・・・。

翌日は太ももの後ろが 筋肉痛でした。

2003年02月13日(木)
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