地徊営業日誌
目次書きすてたもの未定なもの


2007年12月24日(月) 小さなじゃーにーさん

風邪の次は結膜炎でした。しかも原因は風呂の大掃除で使ったカビトリ剤です。化学性だそうです。皆様もお気をつけください。亜塩素酸は意外と強かったです(そりゃそうだ)目には入っていないのに!
幸い小此木も三日くらいで治るらしいので、この程度で済んで良かったです。水泳は禁止されましたが(そりゃそうだ)一番のストレス解消法が……(涙)

友人に灰色男を八巻まで借りました。ミランダさんがかわいいです。コムイさんが思ったより偉い人でびっくりしました。

でなわけで(どんなわけですか)カカナルコです!ラブラブ!お決まりネタですが↓

*** プレゼント交換 ***

その日、ナルトは気合いが入っていた。鏡の中の自分を見て隅から隅まで確認する。
(顔よし!服装よし!髪よし!)
いつものジーパンにTシャツではなく、フェミニンなミニのワンピースにニーソックス。髪の毛はいつものツインテールだけど、先っぽの方はくるんとカールさせた。カカシがくれた淡い色の口紅もちゃんと塗れている。悩んだが、ファンデーションはやめにした。代わりに昨夜パックをしたので、お肌はつるつるだ。首には赤いビロードのリボンをチョーカー代わりに巻いて、左手の薬指にはカカシが買ってくれた指輪が収まっている。耳では指輪とおそろいのイヤリングが揺れていた。鏡をのぞき込み、ナルトが首をひねる。
(…ネックレスもした方がいいかな)
カカシはネックレスもおそろいで買ってくれていたから、どうせならそろえてしまった方が良いかもしれない。だけど、今日はリボンを巻きたいのだ。
(うう〜〜)
リボンとネックレスは、さすがにおかしい。ナルトは悩んだ。
「ナルト、飯」
「ふおっっ」
急に声をかけられ、ナルトが飛び上がる。早鐘を打つ心臓を押さえて振り向けば、カカシがあきれ顔で立っていた。ナルトの格好を見て、カカシが軽く肩をすくめる。
「何、出かけるの?」
カカシの問いに、ナルトは慌てて首を振った。
「いかないってば!」
「そうなの?にしては…」
カカシの視線が、ナルトのつま先から頭の天辺までじっくりと往復する。カカシが首を傾げた。
「またなんで、そんなかわいい格好してるんだ?」
「!?」
かわいい、の単語にナルトが真っ赤になる。ナルトは鼻息もあらくカカシに詰め寄った。
「かわいい!?オレ、かわいい!?」
「や、かわいいけど。何、どうしたのよ」
興奮しているナルトに、カカシの方がとまどう。だが、ナルトはカカシの問いには答えず、はにかむように笑った。その笑顔に、カカシの視線が釘付けになる。
(かわいい)
抱きしめたい衝動にカカシはかられた。そんなカカシの考えには気づかずに、うれしそうにナルトが言葉を続ける。
「あのさ、今日クリスマスじゃんか。だから!」
見て、と言うようにくるりと一回転してみる。長い髪とスカートの裾がふわりと宙に舞った。カカシがうれしそうに笑う。
「うん、かわいい」
本心からのカカシの言葉に、ナルトが益々うれしそうに笑った。くるりと回転した勢いのまま、カカシに抱きつく。
「へへ」
「かわいいけど…。出かけないのに、何でそんなにかわいい格好してるわけ?」
ナルトを抱きしめ返しながら、カカシは首を傾げた。カカシの方はといえば、いつも通りのジーパンにシャツ姿である。
ナルトが驚いたように顔をあげた。
「だから、今日クリスマスなんだって」
「そう、だけど」
ナルトの答えに、益々カカシが首を傾げる。
(出かける約束したっけ??)
思い出そうとするが、ナルトとそんな約束をした記憶はなかった。出かけない替わりにとケーキをワンホールと鳥の塩釜焼きを買ってきてある。
本当に訳がわからないカカシに、じれたようにナルトが口をとがらせた。
「だーかーらー。せんせーにかわいい格好見せたかったの!」
ナルトの答えに、カカシが面食らう。言って恥ずかしくなったのか、ナルトは真っ赤になってうつむいてしまった。
目の前にさらされたナルトのうなじをカカシが見つめる。赤いリボンに負けじと、白い肌は赤く染まっていた。
ようやくナルトの意図に気づき、カカシは小さく吹き出した。抱きしめていた腕をほどき、少し体を離す。
「それじゃ、これはオレへのプレゼントってこと?」
ナルトの首に巻かれたリボンの端を手ですくい、カカシは恭しく口づけた。ナルトが火を噴いたように赤くなる。
「う、う」
「答えて、ナルト」
腰をかがめてナルトの顔をのぞき込むと、カカシは微笑んだ。そのままカカシがリボンを引っ張ると、リボンはするりとカカシの手の中に落ちた。プレゼントの箱が開くように。
観念したように、ナルトが呟いた。
「…そう、だってば」
そして、悔しそうに唇を噛む。カカシが一瞬目を丸くした。口を手でおおって、思わずといった風に呟く。
「うわ」
カカシの手が伸び、ナルトを抱きしめた。カカシが声をあげて笑う。
「お前、ベタすぎ」
「うっさい!いらないのかよ!」
半ばやけになってナルトは怒鳴った。声に出して確認されると、想像よりも遙かに恥ずかしかった。
「いるに決まってるでしょ。まいったね」
ナルトの耳元でカカシがそっとささやく。視線が合えば、カカシはそれは幸せそうに微笑んだ。ナルトが息を呑む。
(ひきょーだ!)
カカシにそんな顔で微笑まれては、ナルトに勝ち目はなかった。カカシが手にしたリボンをナルトに差し出す。
「ナルトもいる?」
ナルトをプレゼントにしていた赤いリボン。意味を図りかねつつもナルトがリボンを受け取ると、カカシが悪戯っぽく笑った。瞬間、ナルトはカカシが言いたいことに気づいた。想像し、顔から火が出そうになる。
「……………はずかしー」
「お互い様でしょ」
顔をしかめるナルトに、カカシが苦笑する。ナルトは覚悟を決めたように大きく息を吐いた。
なるべく平静を装ってリボンを広げる。
「遠慮なくいただきます、ってば」
そして目の前にいる大切な恋人に、リボンをかけた。


メリークリスマス!


**********

ラブラブ…。もちっとちゃんと練りなさいという感じですが、お決まりだからやっておきたかったんです。どこかにこういう話ないですか。ラブラブなカカナルコを私に…!!(飢)うちのカカシはナルトさえいればニコニコ幸せそうに笑っていると思われます。本当にナルトがいればいいのですね、うちのカカシ…本当に馬鹿だ…
ってデートしてない!!(汗)馬鹿は小此木でした……


では原稿いってきます。


小此木 蘇芳 |HomePage