地徊営業日誌
目次書きすてたもの未定なもの


2007年11月11日(日)

金曜に食べておいて言うことじゃないですが肉食べたいです。望むべくは焼き鳥。と焼き魚と熱燗。……いつから私は冬に熱燗を呑むようになったのでしょうね……。いや、もう今更取り繕っても仕方ないとは思っているのでいいのですけど。

まぁそんな感じで。くまと変態呑む。↓


*** とんとことん ***

里の一角にある、大きな赤提灯のかかった居酒屋。そのカウンターの隅で、いい年こいた男二人がちまちまとやっていた。
「なぁ」
「ん?」
アスマの呼びかけに、カカシが適当に返事を返す。アスマが手にした杯を指先で回した。
「お前、ちっこいのにプロポーズしたのか?」
ぶほっ。
カカシとアスマの周りに座っていた数人が、一斉に酒を吹き出す。カカシが白けた視線をアスマに向けた。
「何よ、急に」
「いや、何となくだな」
サンマの塩焼きをほぐしながら、アスマがカカシの質問に答える。カカシが手酌で己の杯に酒をつぎ足した。温めの酒が、独特の香りを放つ。
「した。で、ふられた」
くい、とカカシが一気に杯の中の酒をあおる。なるほど、とアスマが頷く。
「それで元気ないのか」
こちらも手酌で杯を満たすと、一気に飲み干した。カカシが手を伸ばし、アスマのほぐしたサンマの身を食らう。腸が苦かったのか、カカシがわずかに眉をひそめた。
「そ。大変でしょ」
「大変だな」
空になったとっくりを軽く振って中身がないことを確かめながら、アスマが相づちを打つ。アスマが店の親父に態度でおかわりを要求する間も、カカシの箸は止まらなかった。
「でもそこもかわいい、って言うか」
「言ってろ。親父、ほっけもくれ」
サンマの乗っていた皿を見て、アスマが追加注文する。サンマは骨と頭と腸だけ残して、きれいになくなっていた。アスマがため息をつく。
「ま、いいけどな」
たばこを取り出したアスマは、軽く口の端にくわえて火をつけた。紫煙がゆらりと立ち上がる。
「ちゃんと慰めてやれよ」
「言われなくても」
アスマの進言にカカシが肩をすくめた。どうだか、とアスマが顔をしかめる。
「じゃ、なんでお前はここで呑んでるんだよ」
「おや。どこぞの中年が寂しそうな顔してたからでしょー」
「ほー、よく言いやがったな。人を当て馬にしやがって」
にやり、と一転変わって意地の悪い笑みをアスマが浮かべた。カカシもわずかに口の端を持ち上げる。
「これくらいいいでしょ。それより人のこと言えるの、お前」
揶揄を含んだカカシの声に、アスマが気持ちよさそうに煙草をのんだ。その表に浮かぶのは、思い出し笑いだ。
「あー泣きそうな顔してたな、そういえば」
「うっわー。楽しそう。最悪。このサド」
「うるせー、変態」
楽しそうに軽口をたたき合いながら、二本きたとっくりをそれぞれ受け取る。二人はとっくりの尻を軽くあわせると、お互いを見てニヤリと笑った。
「いつかしっぺ返し食らうな」
「お互いにな」
そしてその時おおいに慌てるのであろうお互いの顔を想像して、二人は杯を傾けた。

(会話の内容がわからない…!!)
そのころ周囲の皆様の酔いは覚めてしまっていたが、そんなことは二人には関係ないのであった。


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SでMの人たち。類友ですから。どっちも相手に甘えすぎですな。書きたかったことはあるのですが、これでは伝わらないですよ小此木さん。力不足だなぁ…。しっぺ返しを食らうカカシさんはまた後日。後日…ってイツダロウネー(自分で言うんじゃありません、小此木さん)
ひとまず明日はやたら朝早いのでおやすみなさいませ。


小此木 蘇芳 |HomePage