地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
七班。雪姫の後くらいだと思って下さい。雪姫とは関係ありませんが(笑)
*** 雪遊び 1***
立春も過ぎたというのに、風はまだ冷たい。それでもあの北の国に比べれば、木の葉は確かに春へと向かっていた。 「雪、なくなったってば」 少し残念そうにナルトが言う。存外雪遊びが気にいっていたらしい。サクラもつまらなそうに吐息もらす。 「もうちょっと居ても良かったかも」 サスケも内心そう思っていたので、黙っておく。ナルトが頬を膨らませた。雪中の訓練は、木の葉ではなかなか出来ないのだ。 「うがーーっっしゅぎょーーーっっ」 カマクラを作れなかったのが心残りらしい。叫んでから、ナルトは手を打った。 「そーだ!ないならつくればいいってばよ!」 意気揚々とナルトが提案する。サクラが眉を顰めた。 「はー。あんた何いってんの」 「あの変な眉毛のやつが使ってた術。サスケ覚えてないってば?」 サスケが片眉をあげた。 雪忍は氷雪を繰る。写輪眼で見ていたから、使えなくはない。だが、里で無闇に術を使うことは禁じられていた。 「わるいが…」 「あ、やっぱむり?」 サスケの言葉が終わらぬ内に、ナルトが肩を落とす。サスケの眉間に青筋が浮いた。 「やってやる」 うちはサスケ13歳。彼は負けず嫌いであった。
今日も今日とてきっちり遅刻してきたカカシは、自分の部下達の姿に目を丸くした。 「おー新しい遊びか?」 そんなわけがないのに訊いてみる。氷に下半身を閉じこめられた子供達が憎々しげにカカシを睨んだ。 ため息をつくと、カカシは印を結んだ。 「使えもしない術で遊ぶんじゃないの」 解、の短い言葉とともに、子供達を閉じこめていた氷が霧散する。 「まったく。なんでこんなことしたわけ」 罰とばかりに三人の頭に拳骨を落とし、カカシがきいた。ナルトが唇を尖らせる。 「雪で修行したかったんだってば」 ナルトの言葉にサクラも頷いた。カカシが呆れる。 「雪って…なに、そんなにお前ら気に入ってたの?」 寒いだの、冷たいだの、もう返らせろだの、散々文句を言っていたのに勝手なものである。ナルトが両手を振り上げて叫んだ。 「カマクラで鍋!!」 「……あーそういうこと……」 がく、とカカシが肩を落とす。 修行がうまくいったらご褒美、の約束だったカマクラで鍋は、日程の都合でなしになってしまったのだ。じと、とサクラとサスケもカカシを睨む。カカシはため息をついた。 「しょーがないなぁ」 恨めしそうな三人の視線に、カカシは苦笑した。手にした書類を三人の前にぶらさげる。 「これ、今回の任務。納期は一週間なんだけどね、三日以内に終わらせられたら、雪原に連れて行ってやるよ」 カカシの言葉に子供達の瞳が輝いた。雪と鍋に心が支配される。
こうして、カカシ七班の大作戦は始まった。
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あんまり余裕がないので少しずつ。漫画のテンポの良さをどうしたら書き表せるのやら。試行錯誤中にございます。目標としている所はあるのですが。某様のあのテンポとかわいいお子様達と教師バカなカカシは憧れなのです。
試行錯誤と言えば。トップにオリジナルサイトへのリンク貼りました。色々錯誤中なので、何かありましたらちょっとしたことで良いので言って頂けるとうれしいです。読みにくいとかでも良いので……。そうか、こういう時のための拍手なのですね!(納得)
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