地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
この日記が更新されていないか見にくる小此木です。バカですね、この人。自分が更新しなきゃ更新されているわけないのに………
今日は起きて洗濯して現実逃避して終わりました。るーるーるー。
だからこんなことしてる場合ではなく↓
*** 王子様と王子様 ***
そうして二人はいつまでも幸せにくらしましたとさ。
ナルトは、やや呆れた面持ちで、それを見つめた。カカシはソファの上で本を胸に乗せたまま、気持ちよさそうに眠っている。黒い忍服は見るからに暑そうだったが、カカシは汗一つかいていなかった。 本のタイトルは「アンデルセン童話」。床の上には、同じ装丁の本が何冊か積まれている。 (…きんちょーカンねぇの…) ナルトはがっくりと肩を落とした。呑気なカカシの寝顔に、ため息が漏れる。カカシは、なんとも気持ちよさそうに眠っていた。湿気を含んだ夏の風が、カカシの細い銀糸を揺らしている。 「……………」 ナルトはしばらくカカシを見つめていたが、やがてあきたように床に座り込んだ。ソファに腕と顎を乗せ、つまらなそうにカカシを見つめる。 「あんさー、せんせー」 窓から入る風は気持ちよいが、昼寝をするには少々暑かった。ふー、とナルトが吐息をもらす。 「眠りっぱなしのお姫様は、王子様のちゅーで目を覚ますんだってば」 カカシは目を覚まさない。ナルトは膝立ちになると、ゆっくりとカカシの顔に己の唇を近づけた。 (…あついってば) じわりとあがる体温を外気の所為にして、ナルトはカカシの上にしゃがみこんだ。ひんやりとしたカカシの唇が徐々に熱くなっていくのを感じ、うれしくなる。 ナルトが満足して体を起こした時には、カカシの眉は嫌そうにひそめられていた。目はまだ閉じたままだ。 「……オレがお姫様なわけ?」 「こんなごっついお姫様はノーサンキュー!」 疲れたようにつぶやくカカシに、ナルトが容赦なく答える。カカシの口から盛大なため息が漏れた。 「それよかさ、せんせー暑くなったろ?かきごおり!」 そんなカカシの様子は気にもとめず、ナルトは満足げに笑った。ナルトの提案に、カカシがやっとで目を開ける。嫌々ながら立ち上がったカカシに、ナルトは歓声をあげた。暑いと言いつつ、カカシの腰にまとわりつく。 そんなナルトの頭を撫でてやりながら、カカシは呆れたようにつぶやいた。 「だいいち、それはアンデルセンじゃないぞ」 「えー、別にいいじゃん、そんなの」 なんだ、とばかりにナルトがカカシを見上げる。カカシの右目と視線があって、ナルトは自慢げに言った。 「どっちでも、最後はめでたしめでたし、だってばよ!」 ナルトの言葉に、カカシがポカンと口を開ける。そう言う意味じゃないんだけどな、と思いつつ、カカシはそれ以上つっこまなかった。 (ま、いっか) ナルトが楽しそうだし。 眠気はどっかにいってしまったし。 今は夏で暑いし。 「ナルトー、シロップ取って」 「わかったってばー」 冷たいかき氷をナルトと食べるのは、カカシとしても楽しいわけで。 「く〜、うまいってばよ!」 満面の笑みを浮かべるナルトを見て、カカシは十分満足したりするわけだ。
そうして、やっぱり二人は幸せにすごしましたとさ
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うわ、馬鹿話だ!(自分で言ってりゃ世話ないですよ、小此木さん)ナルトにメロメロカカシ。ちなみにワンコらも氷のご相伴預かりました。
さてさて、ではおやすみなさいませ。
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