地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
人間駄目になってゆくのね、と思った睡魔に負けた今日の午後。今は寝てても全て機械様がやってくれるので人間は待つだけと大変便利です。本当に待つだけなら楽なんですけどねー…彼が自動で動いてくれるのは三分間です。
冬に携帯から載せようとして忘れていた爺婆↓
*** 鳥 ***
---------眷属にならぬか
大空を舞う鷹を見つめ筧は目を細めた。 (見張りか) 飼い慣らされた鳥は野生のそれとは飛び方を異にする。それは隠せるものではない。
---------眷属に
繰り返される問。だが筧の愛する女はその問を口にしなかった。 人であること、は筧を作る要素の一つだ。それが変われば変わらぬはずがない。
(面倒だな)
筧は口に指を当てるとわずかに音を出した。人には聞こえずとも鷹には聞こえる。呼び掛けに応え鷹が旋回した。 別に変わった所でこの想いが変わるとも思えないが、今の己を否定するようで少しおもしろくない。
甲高い鳴き声をあげて鷹が降りてくる。飼い慣らしかたが甘いな、と内心呟きが漏れた。複数の人間に馴らされた獣を操るのは容易い。
(お主はどちらを恐れている?)
筧が変わってしまうことか、それとも馴らされてしまうことか。 だが、と筧は笑んだ。
あの膝の上で眠る瞬間、彼女が望めば己は容易く頷くだろう。変わることもなく馴らされることもなく。 腕に鷹が舞い降りる。
すでにこの魂は彼女のものなのだから。
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爺婆出来上がってる夫婦。どーしても500字に収まらなかったので。 さー、原稿しまする。
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