地徊営業日誌
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一人称は苦手でござる↓
*** マシュマロ ***
ついつい見つけてしまった。
真夜中に家に帰り着く。当然寝ているだろうと思った小さな恋人は、居間のソファで毛布にくるまって船をこいでいた。 苦笑しベッドに連れて行くべく荷物を置いて抱き上げる。抱き上げた途端金色の睫がピクリと震えた。 「……ん」 しまった、と思ったがもう遅い。空が現れたと思ったら、顎に軽い衝撃が来た。 「おかえりっっ」 顎に頭突きを食らわせてナルトが首にしがみつく。少々手荒なお出迎えも自分の肩で喉を鳴らされては許すしかなく。 「ただーいま」 答えた声は自分でもおかしいほど上機嫌だった。ナルトをかかえ直しその背中を軽く叩く。 「どうした?遅くなるから先に寝てろって言っただろ?」 わざと教師らしく言えば、首にしがみつく力が強くなった。むう、と不機嫌なうなり声がする。 「オレってば子供じゃないから起きてても平気!」 意地になる姿がかわいくてそっと笑う。本当はうれしくてしょうがないけれど、子供であろうと大人であろうと眠ることも忍びとして大事なことだと教えなくてはならない。 まぁ、普段夜更かしさせている人間の言うことではないが。 「じゃあさ、ちょっと付き合わない?」 軽く体を揺すって顔を上げさせる。そうすればテーブルの上においた袋に気付いたらしく、ナルトが小首を傾げた。 「なんだってばよ?」 「ん〜?お菓子でも作ろうかと思って」 ナルトを抱き上げたままテーブルに近寄る。袋の中には紅からせしめたお菓子の材料と、レシピ。ナルトが益々首を傾げた。 「こんだけ?何作るってば?」 「マシュマロ。レシピ聞いたら簡単そうだったし」 イスを引き出しナルトを座らせる。袋からごそごそとレシピを取り出してナルトは眉をひそめた。 「でもなんで?」 レシピとにらめっこしながらナルトが呟く。確かにすでに日付は変わり、とてもお菓子を作ろうという時間ではない。 「だって見つけたから」 台所で道具を探しながら答える。ナルトが思いっきり顔を顰めた。 「はぁ?」 「おいしそうだったんだよ。すごく」 ちょうど良い大きさのボールを探し出してテーブルに戻る。首をひねるナルトの頬は白くて柔らかそうで、何ともおいしそうだった。 「これに似ててさ」 ね、と笑い軽く噛みつく。ナルトが真っ赤になって怒ったのはいうまでもない。
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完敗v(すがすがしく) 馬鹿です、この上忍。つーか私。まぁおめでとう月間だし…いいか…… っていうかこれちゃんと一人称になっているのかどうかさえ己で判断つかない辺りどうかと思われます、小此木さん。
今現在己に言い聞かせている言葉。がんばれ。
オンリーまで後一ヶ月ですね〜もう楽しみで楽しみでしょうがないのですvv両手いっぱいに本買うのですvv
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