地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
サイボグ見逃しました・・・ カカナル〜甘甘カカナルを見たいです(飢)
うう・・・大人げのないカカシ〜↓
*** Metaphor ***
大きな指が髪を撫でる。だが一口に『撫でる』と言っても色々あるのだいうことをナルトは最近知った。 昼休み、そんな事を思いながらカカシを見つめる。額宛と口布で顔のほとんどを覆った見るからに怪しい、やる気のなさそうな担当教師がそこに居た。 「ん?何」 ナルトの視線に気付いてカカシが首を傾げる。ナルトは首を振ると視線をそらした。カカシの手がナルトの髪をかき回す。これはただからかっているだけ。 「あんまりオレがいい男だから見とれた?」 「違うってばよ!!」 笑うカカシにナルトが怒鳴った。頬を膨らませるナルトに関係なく、カカシはなおも笑いながら『イチャイチャパラダイス』を取り出す。 「さ、いっといで」 ポフポフ、と頭を叩かれたら終わりの合図だ。ぶーたれてナルトが立ち上がればサスケとサクラも立ち上がる。今日の任務も落とし物捜し。それもイヤリングらしいから、かなりの忍耐と集中力が必要だ。 「オレはここにいるから、見つけたら呼びな」 気合いを入れて任務に挑もうとした生徒達に、全く気合いの入っていない声でカカシが言う。そのやる気のなさがナルトの癪に触った。 くるりと振り返りカカシを睨みつける。予想通り相も変わらず眠そうな顔にブチ当たり、余計に腹が立った。ので 「イルカセンセーの方がいい男だってばよーーーー!!」 イー、って舌を出して怒鳴ってやる。ポトリ、とカカシの手からイチャイチャパラダイスが落ちたのを見てやっとで溜飲が下がった。 (ざまーみろってば!) ふふん、と胸を張り先行していた二人の元に急ぐ。ナルトが追いつけば二人は心底呆れた顔をしていた。 「・・・あんた、イルカ先生が嫌いなの?」 「へ?大好きだってばよ!!」 ナルトの答えにサスケが深々とため息をついた。
任務が終わり家の玄関を開けたら素顔のカカシが目の前にあって、ナルトはかなり驚いた。そりゃここは元々カカシの家なのだから、カカシが居てもおかしくない。おかしくないが。 「センセー報告はどうしたんだってばよ」 呆れてナルトが問う。カカシは任務の報告やその後の仕事があるため、大抵ナルトより帰るのは遅い。しかも玄関なんかでしゃがみこんで何をやっているのだろう。 「ナルトの帰りを待ってたの」 にーっこりとカカシが笑う。笑ってはいるがわずかな雰囲気の違いでナルトはカカシが怒っていることを悟った。教師の時よりも普段のカカシは表情が多い。 (何かしたかなー・・・) これは早いところ機嫌を取らないと痛い目に遭う。経験により培われてた直感でナルトはそう思った。 「おかえり」 カカシはそう言うとナルトを抱きしめた。カカシがしゃがんでいるせいでカカシがナルトの胸に顔を埋める形になる。 「ただいま、だってば」 答えながらナルトは必死で頭を回転させる。これは『拗ねている』のだ。何をしただろうか、と考えるが思い出せない。 考えていたら口を塞がれた。 「ん、ん!?」 抵抗する間もなく口内を貪られ、ナルトがカカシに縋りつく。唇を放さぬままカカシはナルトを抱き上げて立ち上がった。 「ふあ・・・・」 居間のソファに降ろされたときにはすでにナルトの全身から力が抜けていた。怒鳴る気力もない。 「ね、昼間言ったこと本当?」 ナルトの上に覆い被さり、カカシが問う。髪に触れられ、ナルトが肩をすくめた。指先から伝わる熱に体の芯が痺れる。 「は・・・・なに?」 「オレより『アカ』のほうがいい男って話」 わずらわしそうに言われて、ナルトは納得した。カカシの言う『アカ』とはイルカの事だ。「ナルトのアカデミー時代の担任」を略したらしいが、そんなに嫌そうに言わなくても、とナルトは思ってしまう。以前は『中忍』だったのでましになったといえばましになったのだが。 (サクラちゃん達の前じゃちゃんと「イルカ先生」って呼ぶくせに) 思わずため息が漏れた。この大きな恋人はかなり心が狭く、ナルトが自分以外の人間になつくことを快く思っていない。 「・・・だってそうじゃん」 髪に触れていたカカシの手がそのまま耳朶へと降りてくる。くすぐるように顎の線に触れてくるその指からナルトは懸命に意識を逸らした。 「遅刻魔だし。やる気ないし。スケベだし」 「そーくるか」 「先生としては絶対イルカ先生の方が良い男だってばよ!」 ムキになってナルトが叫ぶ。カカシはしばらく思考していたが、再びナルトの髪に指を滑らせた。 「じゃ、さ。その『先生として良い男』の誰かさんと、オレと、どっちが好きなわけ?」 色違いの瞳に覗き込まれ、ナルトは息を呑んだ。心臓をつかみ取られたように動けなくなってしまう。 「どっちが好き?」 ナルトの言動の一片すら見逃さまいとするように、まっすぐにカカシはナルトを見つめる。ナルトの唇が震えながら言葉を紡いだ。 「センセーとしてはわかんないってば・・・・・・」 『先生』としての二人に甲乙などつけられない。どちらも同じように必要不可欠な存在だ。 「でも・・・・・」 ナルトはカカシの首に腕を回すと口付けた。唇越しに言葉を伝える。 わずかに唇を放せば優しく微笑むカカシと視線が会った。 (あ・・・・・・) 好き、と思って貰っている。そうわかる視線。『生徒』としてでなく『ナルト』を好きだと思ってくれている。 たまらなくうれしかった。 「やっぱり、オレにとってはカカシ先生が一番いい男だってばよ!」 喜びのままに笑えば、カカシに髪をかき回された。これは好きだよ、って答えてくれている。カカシが照れた時の仕草だ。 「ヤキモチやいたってば?」 「やいた」 「センセー、子供みたいだってばよ」 でも一番好き。 ナルトは笑うと、もう一度カカシに口付けた。
そしてその頃『先生としてはカカシよりも良い男』は 「お願いです!!今すぐ私を長期任務に出してください!!あの男の居ないところへーーーーーーー!!」 「・・・・・落ち着け、イルカよ・・・・・」 昼間の件をサクラより聞き、火影に泣きながら配属願いを出していた。
***
・・・・これを書くために私はどれほどの時間を費やしたでしょう。すみません、もう見直すの止めて寝て良いですか?(聞くな) というか当初はカカシがやきもち妬いてナルトがご満悦で終わるはずだったのに、何故カカシがご満悦なのでしょうか。しかもここに載せられない事してました。慌てて消しましたが・・・キスシーンもどの程度まで許されるのでしょう。ドキドキ。 うちのナルトは器がでかいのかただたんにカカシにベタ惚れなだけなのか・・・後者なんでしょうね。ナルトがヤキモチやいてるって話は後日!!本当はこの話ナルトもヤキモチ焼いてるって話なんですよ(汗)イルカ虐めの話じゃないんですよ!
|