地徊営業日誌
目次書きすてたもの未定なもの


2001年12月20日(木) びばびば

赤字でも空港は必要だと言い切るどこぞの知事は何をお考えなのだろうか。よくわかりませぬ。

ロマサガを買いました。よっしゃあ!!やるぜ!!と思ったらボタンの押しにくいこと押しにくいこと。元々スーファミでやっていたので手がそのボタン配置に慣れちゃってるんですよね・・・。でもWSのボタン配置はどうなのでしょう。押しにくいよ・・・。
でもやっぱりおもしろいです。当然最初はアイシャでv殿下が変わらず胡散臭くてうれしゅうございました。どうしてああ腹黒そうなんだろうあの方は。そして今現在イベントが起こらず南エスタミルで強盗からお金を巻き上げています。お金ないから船に乗れないのですよ・・・。北エスタミルへは地下水道通るからよいんですけどね。早くシフとアルベルトとおやじ(笑)を仲間にしたい・・・!!後ゲラ=ハも!!今回はシェラハとも会えるのですよvv早く進めようとvv


ロマサガ風味でナルト=アイシャ、ナイトハルト=カカシねvとか思ってたらカカシさん野心家じゃないじゃん!みたいな(ナイトハルト殿下は野心家らしい・笑)。ちー。いや、そこまで考える必要が有るかと言われれば思いっきりないんですけどね。



***雨降り 〜君の手〜 ***

その日はいやになるほど良い天気だった。
いつまで待っても、二人は来なかった。

手渡された物にサクラは息を呑んだ。
美しい包装紙に包まれているのはきれいな珊瑚の簪。添えられたカードにあるのは嫌になるほど見慣れた汚い字だった。
「危険はないと判断した。後は好きにせい」
火影はそう言うと、興味をなくしたかのように仕事に戻った。
手の中のそれを見てサクラは沈黙する。
「・・・・ウスラトンカチ!!」
腹立たしげにサスケが吐き捨てる。送り主はかっての仲間二人だった。
こんなものを送りつけてくるなど捜してくださいと言わんばかりである。実際抜け忍になった二人に対して追い忍が向けられているとも聞く。
あの日、いつまで待っても二人は来なかった。
「・・・・・むかつく・・・・」
サクラがぼそりと呟いた。地をはい上がるような声に、サスケが青ざめる。
「・・・・サクラ?」
サクラはその呼びかけには答えず、大切そうにカードと簪をしまった。そして近くにあった木に手をかける。
「・・・・・はっ!!」
次の瞬間気合いと共に吐き出されたケリが木を二つに分けた。サスケが言葉を失う。
サクラは天に拳を突き上げると大声で叫んだ。
「幸せなんじゃ連れ戻せないじゃないの!!あの変態教師!!」
くやしい!!と叫ぶサクラに、サスケは呆気にとられた。しばし考え苦笑する。
「任務だ。行くぞ」
「あ、待ってサスケ君!!」
背を向けて歩き出したサスケの後を慌ててサクラが追いかける。
ふと見上げれば空はどんよりと曇り今にも泣き出しそうだった。
「・・・・ばいばい」
空に向かい小さくサクラが呟く。
あの日、空は雲一つない快晴だった。彼の瞳のような美しい青。
『ばいばい』
声は小さく、そのまま風に紛れた。


*****


21日に早くも修正。何か釈然としないのはラストです。サクラが曇り空見上げて「ばいばい」と言うのは確かなのですが、サクラの心境がわからないのですよ。ただ、友達と別れるときには大抵「ばいばい」と言いますよね?そう言うことなんです。それが表現できていればよいのですが。ナルト編を書けば少しは解るのでしょうか。う〜む。


小此木 蘇芳 |HomePage