地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
明日は社員旅行で温泉ですvv奥飛騨に行くのです。理由は何であれ温泉に行けるのなら喜んで行きますとも!! 楽しみ〜♪夜はのみなのだろうなあ、どうせ。いいけど。お酒好きだし。 今から準備して寝ます。遠足前の子供のようだ(笑)
というわけで温泉旅行前日〜♪↓
***Ready?***
ナルトは忙しい。明日から二泊三日の温泉旅行、その準備に余念がない。 「着替えと、タオルと、パジャマ!え〜と後は・・・」 「タオルもパジャマも旅館にあるよ」 「え!?そうんなんだってば!?じゃいらないってばよ・・・せんせー、荷物少なくない?」 何やら残念そうに言うナルトに、カカシは本から顔を上げた。不安そうなナルトを見て思わず吹き出してしまう。 「温泉に行くのに大荷物しょってどうするの。お前どこ行く気だったわけ?」 カカシが笑ってしまうのも無理はない。ナルトが用意したのはナルトがすっぽりと入ってしまいそうな程大きな旅行鞄。そこら中に着替えやらタオルやら果てはカカシ人形まで転がっている。 「足りない物があれば大抵向こうで買えるよ。荷物は最小限で。旅の原則でしょう?」 「でもさあ・・・・」 それでも残念そうにナルトが口をとがらせる。カカシは苦笑するとそばに転がっていたナルトのリュックを取り上げた。 「荷物はこれに入るくらいで十分!任務に行くワケじゃないんだから着替えと歯ブラシがあれば良いよ」 「ええ!?カカシ人形が入らないってばよ!!」 「・・・お前何でそんなもの持ってくわけ?」 呆れて問うカカシに、ナルトは真剣な顔で答えた。 「だって先生がいない時寂しいじゃんか!」 「・・・・・・・・・・・」 当人は至って真剣なだけに質が悪かった。はあ、とため息をつきカカシは己を模した人形を掴むと脇に放り投げる。 「これはいらない」 「あーーー!?」 「後は・・・と」 「もう、オレが用意するんだってば!センセーはあっち行ってて!!」 ナルトの抵抗をものともせずカカシはてきぱきと準備をしていった。五分もたたないうちにリュックの中に必要な物が詰め込まれる。 「はい、終了」 満足げにカカシがリュックを叩くが、ナルトは不満だった。大きく頬を膨らませてカカシを睨みつける。 「あのね、お前に任せてたら朝になっちゃうよ。それよりお風呂入って寝なさい。朝一番にでかけるんだろう?」 「そうだってば!!オレさ、オレさ、皿作りたい!!」 「はいはい、わかったから早く寝ようね〜」 うまい具合にはぐらかされて、ナルトはご機嫌で風呂場に向かった。その後ろ姿にぽつりとカカシが声をかける。 「明日はまともに寝れやしないんだからさ」 楽しげなその言葉をナルトが聞かなかったのは幸か不幸か。
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ナルトは余計な物いっぱい持っていってカカシは本当に必要最小限の物しか持っていかなそう。最初カカシがカカシ人形にやきもち妬いて終わるはずだったのに何でかエロカカシさんが!!でもエロ入ったらここで書けない・・・。ぐは! そういやこれ、以前書いた「新婚さん交換日記」の続きです。カカシさん一週間以上の任務でご無沙汰だったのでどうなることやら(笑)
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