けちぞう日記
妻やムスメから「けちぞう」と呼ばれる男の日記。
と,いっても書いてるのは妻。

2004年04月30日(金) 本棚

るるるるる。

「はい〜。あっどうもお世話様ですぅ」
「はい。はい。よろしくお願いします〜」

かちゃり。

「棚が来るってさ」
「あんた待望の本棚」

おお。
そうですか。
やっと僕の「M0NSTER」を入れる棚が来るんですね。

「え?別にアンタのマンガを入れる棚ってわけじゃないけどさ」

むっ。

そうこうしているうちに棚が届く。
運び込んでもらい、梱包をといてもらう。



こ、この部品の多さ。
これを今から組み立てるんですか。
えーっと…。



わ、わからない。
説明書を読んでもわからない。

「何してんの」
「まずこれとこれをあーしてこーしてこーすんのよ」

おお。さすが。
この人パズルだけは得意なんだよな。
えー、これとこれをあーしてこーして…

「あっ。この部品ちゃんとはまってない」
「なんではまってないのに、そのままねじどめすんの?」
「とにかくはずしてよっ。まったくもう」

え?でもそれをはめたのはアナタですよ。
僕はねじをとめただけで。

「だから確認してって言ったじゃん!」

ちきしょー。
でも、ここで妻を怒らせたら自分で図を解読しなければならない。
我慢我慢。

しかし、はめてもはめても、とめてもとめてもちっともでき上がらない。

「で、でかすぎる…」
「なんでこんなでっかい棚にしたのさ…」

はあ。サイズを決めたのはアナタですよ。
どうせならでかいほうがいいって言ったのもね。

そのうち妻は口ばかりで手が動かなくなってきた。

「電池切れだ〜。手が動かないよう」

はあ。あんまり性能のいい電池じゃないですもんね。

「今、なんて言ったの?」

しまった。
僕も電池が切れてきたらしい。

「あっ。アンタ、それはそこじゃないでしょ」

あ、あれ?
こっち向きで…これ?あれ?

「ぷ。アンタはアタマの電池が切れてきたね」

な、なにをっ。

などと夫婦の危機を迎えながらもなんとか本棚が完成した。
おお。なかなかいいじゃないか。
えっと、ここにこれを…

「あっ、なによ。そんなとこにそんなもの入れるの?」
「MONSTERはともかく」
「何その知性のない本!」
「どっからそんな古い本持ってきたの???」

何を言っている。
これは名作だぞ。

再び夫婦の危機だ。

すったもんだの末、棚のいちばーん上のほうに置かせてもらいました。
なんで僕は棚の位置さえ選べないんだ。
ちなみに妻に古い、汚いと罵倒されたのは、
「あしたのジョー」と「赤いペガサス」
どちらも素晴らしい名作である。

「はいはい」
「また前世紀の遺物ですね」

ものの価値のわからないやつだ…。


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きゅ〜