| 2005年06月18日(土) |
ボーイ・フロム・オズ 2005.6.18 1部.2部 |
観てまいりました!ボーイ・フロム・オズ!! とても良い舞台でした!!! 夜行バスで帰ってきて2時間ほど寝た後に書きなぐった感想です ので、読みにくいことになってしまってたらすみません。
ここから下は多少ネタバレが含まれますので、 ちょっとのネタバレも先入観も嫌だわ〜という方は、 回れ右してくださいね〜〜〜! ではでは、いつものように中途半端なレポになってますが、 それでも良いよと言う方はどうぞ広いいお心で 読んでやって下さい〜。 + + + + +
+++++++++2005.06.18 ボーイ・フロム・オズ++++++++++
行って参りました青山劇場!18日の1、2部を見て参りました。 まさか前の舞台からたったの4ヶ月で、またサカモト君の舞台が見れるなんて思ってもいませんでしたよ。 1年間に2回も大きな舞台って、なんて贅沢なんだろう。ちょっと感動しながらも、去年無かった分を今年はもっと取り戻したいなぁ〜なんてまだまだ贅沢な野望を持っています(笑)
今回の舞台は前々から色々な所で話を聞いていて、いったいどんな感じの物になるんだろう?と、凄く楽しみと不安でいっぱいだったのですが、個人的には『良い舞台』だった!!と胸をはって言える感じでした! もっと個人的な意見としては、『サカモトくんの仕草、表情、身のこなし』がいちいち可愛くってたまらない!!って感じです(笑)
1幕目は、正直展開の早さとピーターなサカモトくんに慣れていないせいで、とにかく物語に付いていくのに必死で見ていたのですが、2幕目からは『可愛いサカモトくんのピーター』に夢中でした。 人間夢中になると感情もすんなり入っていけるもので、1回目の観劇よりも2回目の観劇の方が 感動も大きかった気がします。 こんなことなら、はじめから色々な本とかでピーターとその周りの人物の勉強をしていけば良かったなぁ〜〜。と、ちょっと後悔。
舞台はビックリする程急に始まります。真っ暗な舞台の上に、ダンさんが一人登場してピーターについて軽く語る所がこの舞台の最初のシーンです。 ダンさんの語りが終わるか終わらないかの所で、サカモトくん(ピーター・アレン)がゆっくりと登場します。そして、そのままスポットライトがサカモトくんとピアノへ移動し、サカモトくんが ピアノを弾き始める。という、今までに無いとても静かなスタートでした。 ピアノはちゃんとひいているフリが上手く出来てましたよ〜。
今回の舞台は、サカモトくん(ピーター・アレン)が自分の人生を語るという形式で、その人生に起きた様々な出来事がミュージカルで展開していく感じです。 始まりの10〜15分くらいは、お客さんとピーターの掛け合いなんかが多くて、ミュージカルを見ようと構えているとなんだか不思議な感じ。でも、サカモトくんの口調や仕草、表情なんかはピーターの物なので、徐々に『あぁ〜ピーターとしゃべってるんだなぁ〜』と、思えて来ます。
ピーターの子供時代に出てくる男の子の子役さんが2人いらっしゃるのですが、これがまた素晴らしい!! 歌もタップも大人顔負けと行った感じで、大人のピーターと子供のピーターが一緒にタップを踊るシーンがあるのですが、凄く可愛らしくて素晴らしかったです! 子供時代、あまり恵まれた環境にはいなかったピーターが家出をし、オーストラリアのテレビで人気を博すのですが、そのテレビ番組の撮影シーンのサカモトくんと相方さんがすっごく可愛いです! なんか、変な手のフリをしながらカメラに近寄っていく所とか、昔のあちらのアイドルのような物なんでしょうけれど、とにかくコミカルな雰囲気が可愛くて!! アイオンのビデオが久々に観たくなりました(笑)
舞台が香港へと映ると同時に、このピーターの人生も一気に変化していきます。オオトリさん演じるジュディー・ガーランドとの出会い、その娘シブキさん演じるライザ・ミネリとの恋愛と結婚。 この女性2人の素晴らしい事と行ったら!!!オオトリさんの歌には本当に迫力が有って、ジュディーの存在感や人物像が現れていましたし、シブキさんの可愛らしい少女時代の演技から、大女優として成功していく姿も素晴らしかったです。
ライザとの結婚生活がうまく行かないピーターが、乱れた生活に溺れていくシーンがあるのですが、そこの歌が色っぽくて良かったです。 あまりの色っぽさにハラハラしちゃう程(笑)ああういうダンスをコンサートでもやってくれたらいいのに。(普通にお客さんみんな引いちゃいそうですが)
1幕のライザとの恋愛の時はいつもの甘ーい男前っぷりなサカモトくんが拝めて良かったのですが、2幕が開いたとたん、妖艶な雰囲気のサカモトくんがいてビックリしました!1幕の色男よりもドキドキしちゃいましたよ(笑) ピアノに寄りかかって歌う姿、椅子に背を乗せてのけぞる腹筋から首のライン、シナを作ってる『おかま』ちゃんな姿(笑)とにかく2幕目はサカモトくんのピーターが可愛くてプチセクシーでたまりません! 2幕目の初めのクラブシーンで、お客様をステージにあげる演出があったのですが、私の見た1回目ではお客様はステージの真下に立たされ、ピーターがその方の顔の位置で腰をグイングインさせておりました。うらやましいような、気の毒なような(笑) 2回目の公演では、男性の方がステージ上で一緒に踊る形式でしたが、客席でなかなか立とうとしないその男性に、 『ピーターと踊る事も滅多に無いですが、V6のサカモトとおどることなんて本当にありませんからぜひ』 と誘うシーンも(笑)1回目公演でサカモトくんは 『この時間になると、オペラ(グラス)が増えるんだよね〜』 と妖艶に笑っておられました。そりゃ増えますよ!!私もB列で必死にオペラしてましたよ!
数々の新聞やワイドショーで映像が出ていたイザムさんのグレッグとのキスシーンですが、結構あっけなくしてしまう感じでした。唇が離れる時の音は音量上げ過ぎ?とか思っちゃいましたけど(笑) キスシーンよりも、その前のピーターとグレッグのやりとりや、キスの前のサカモトくんの表情なんかの方が色気が有った気がします。見つめ合う感じや会話に、2人の関係の色気を感じるシーンでした。なのでそこのシーンは「やり取り」で十分いやらしいので(笑) キスシーンはもっと後半に入れた方が良かった気がします。エイズの告白を受けた時の抱擁シーンの時とか、劇には描かれなかったグレッグ最期の瞬間とか。。。 こんな事思ってしまうのは、乙女目線で見過ぎでしょうかね??う〜む。綺麗なキスだったので、なんだかもったいない感じがしてしまって。。。あんなに宣伝するくらいなら、もっと効果的に使って欲しかったです。
新しい恋人とダンさん演じるディーとの出会いで、ピーターはショウビジネスでの成功を手に入れます。そのピーターの成功後のステージが繰り広げられるのですが、その全てでサカモトくん が可愛かったです!!! 最近のミュージカルでは、格好良くって色男な役所が多かったので、可愛らしいサカモトくんに心臓わしずかみされました。本当に、心底私は可愛いサカモトくん信者だと思い知りましたよ(笑) 赤いアロハシャツをおへその位置でしばって、『は〜い?どう?』見たいに両手を高く上げる姿や、白のタキシードでステッキを持ち、片足に重心をかけて小首をかしげる姿。ラインダンスに入り一緒に踊り、最期はみんなで仲良く可愛らしくお辞儀をする姿。そのどの姿も可愛らしくって可愛らしくって!!!ピーターという人を実際には全く知らないのですが、きっとこんな風に、憎めない感じの可愛らしい人だったのかなぁ??なんて思ってしまう程です。一人にしておけないような雰囲気の人。両手でぎゅーっと抱きしめてあげたい人。サカモトくんの演じるピーターはそんな人でした。
恋人のグレッグの死、仕事での失敗、ジョーとの決別、そして自分もエイズという病魔に蝕まれてしまう。そんな中で、ピーターは故郷であるオーストラリアへ戻ります。そこのステージで歌う故郷への歌があるのですが、本当に本当に素晴らしかったです!!最期の伸びやかな声に、思わず鳥肌が立つ程!!!サカモトくん、声良くなったのでしょうか??確実に今までよりも上手くなっている気がします!!ボイトレ効果??ついでにタバコも辞めてくれ〜〜!!!この故郷の歌と、グレッグの死後、グレッグの魂(幻?)が「愛している」とピーターに伝えるシーんと、最期の自分の元を去った人への想いを綴ったような歌を歌い上げた時にサカモトくんの目に涙が浮かんでいるように見えたのですが、本当に感情の入った素晴らしい歌でした。
最後は、1幕目の一番最初の子供の頃のピーターのシーンへと戻ります。 1幕目では明かされなかった『父の自殺』と言う、ピーターの心の闇がここで明らかになります 一人、ピアノをひくピーターの元へ『これで終わりなの?』と問いかける子供ピーター。 『そうだよ?』と、自分の人生の終わりを優しく答えるピーターの表情の穏やかさがとても印象的でした。
『別れは誰にだっておとずれるんです。あなたにだって』そうお客さんに語りかけ、柔らかく微笑みながら一言こう告げます。
『大切なのは、僕が確かに存在していたという事』
この一言が、このミュージカルの全てを表しているんではないでしょうか?本当にその一言に泣きそうになりました。誰にでも、それぞれに人生が有って、ピーターのように波瀾万丈な人生も珍しいだろうけれど、人それぞれにドラマが有って。思うように生きられない人生だったとしても、大切なのは『自分が存在した事実』なのだという本当に当たり前のメッセージが凄く心に残りました。
毎回、ミュージカルを重ねるごとに確実に実力が上がって行っているように見えるのは、決してファンのひいき目だけではないと思います。 コンサートのサカモトくんに会いたいなぁ〜なんて、正直寂しくもなったりしますが、ミュージカルでその輝いている姿を観ると、本当にミュージカルが大好きなんだという気持ちや、真剣に取り組む姿勢が伝わってきて、そんな姿のサカモトくんに会える事が本当に幸せだと感じます。ここ数年のサカモトくんもファンも、とても恵まれ過環境にいますよね。 このまま、ずっと大好きな舞台を演じている大好きなサカモトくんが観れるためには、きっと今以上の努力をしなければいけないとは思いますが、きっとサカモトくんなら大丈夫なんじゃないかなぁ〜なんて気持ちです。 V 6の頼れるリーダーで、ミュージカル俳優なサカモトくん。 これからも、素敵な舞台で幸せをお裾分けして下さい。
ではでは、最後までこんな読みにくい文章にお付き合い下さってありがとうございます。台詞や状況、舞台の流れなどは私の曖昧な記憶を必死に絞り出した物なので、多分合って無い事と思われますが、どうぞ広いお心で許してやって頂けたら嬉しいです(><)
次は何で会えるのかなぁ??ミュージカルでも、コンサートでも、とにかく元気な姿なら良しです!!げっそりやせ細ってるなんて事は有りませんように(笑)
2005.6.23 誤字脱字修正済み(でも、まだまだおかしいかも。。。汗)
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