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もずりんの日記
もずりん
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2005年10月04日(火)

今日は私は有休でした。けいちゃんの月参りの日です。今回は住職がこられたので、いつもより早くお参りが終わったのですが、久々の平日のお休み。のんびりと過ごす事になりました。

実はこの日記を書く前にネット友達からメールが届きました。
それはけいちゃんが旅立った丁度1年後の全く同じ日に、私はネットで知り合った大切な人を失ったある女性のHPの更新の知らせでした。彼女とは昔一度だけ大阪で会うことがあったのです。その時の記録も残っていました。そしていつも彼女のHPのチャットでみんなと話すことが日課となってた時もありました。しかし、彼女は生まれたときから彼女の人生にいつ終止符が打たれるかもわからない難病と闘いながらの毎日だったのです。そしてその終止符が昨年打たれました。その時も間接的に私の耳に入り、呆然としながらも彼女のお母様と話すことが出来ました。彼女のお母様に私は同じ大切な人を亡くした悲しみを背負うことになってしまったけど、頑張って前に進みましょうね。なんて偉そうな事を言ったのですが、正直なところ、それ以来彼女の他界した現実から逃げるように彼女のHPをあまり覗く事はできませんでした。そしてまた電話しますねってお母様にも約束しながら一切電話することも出来なかったんです。彼女の死を受け入れることが同時にけいちゃんの死を受け入れることになるから。そこから逃げるために連絡が途絶えていましたが、ある友人からお母様が彼女のHPをリニューアルされてることを聞いて、びっくりして彼女のHPを覗きました。そこには彼女の生きた証がきちんと記されているのです。そしてお母様が彼女がいうであろう言葉を記されて、ネットで知り合った全ての人々の事をきちんと記されていました。
私はお母様に偉そうに前向いて進もうね。なんて言った言葉が恥ずかしくなりました。彼女も自分の命をどれだけ大切にしてきたのか、生きた証を残すように全て記録にしてきたのですが、それをネットにHPという形で表現されたお母様に私は本当に脱帽です。なんていえばいいのかわからない位ビックリしていました。そして改めて命の大切さを考えさせられました。現実から逃げていては前に進めないことを改めて感じさせられました。言葉ではどう表現すればいいのかわからないのですが、なんだろう?とにかく本当にすごいですとしか表現できません。私のHPのリンクは外してあるので、日記を読まれてる方はなんの事なのかわからないと思うのですが、今の私の気持ちとして記すことにしました。彼女が他界した今の段階では、彼女のHPのリンクを貼るべきではないと判断していますので、ただ私の気持ちだけ受け止めてもらえればと思います。