Howdy from Australia
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2005年10月01日(土) cabramatta

前の会社の同僚Lから携帯に「最近調子どう?」と連絡があり、久しぶりに会うことになった。何と、あんなに嫌がっていた前の職場に復帰したというのだ。経験者は優遇されるので、今回は就職面接もなかったらしい。彼女の口から、懐かしい名前がぽんぽん飛び出して、思い出に浸る。随分と昔のような気もするけれど、たかが1年前のことなのだ。

来年日本に帰ることを話したら、シドニー滞在中に一度はカブラマタに行かなくちゃ!と言われた。物騒な噂が多いベトナム人街なのだが、シドニーとは思えないほどの異国情緒に溢れ、レストランや食料品店などが所狭しと立ち並び、活気のある街としても有名。

11時半に待ち合わせて、商店街をぶらぶらと歩く。お昼はしっかりとベトナムレストランで済ませるも、そこから食べ歩きの開始。キャラメルのついた揚げパン、豚肉の入った団子、サトウキビのジュース、小豆の入ったクッキー、ピーナツの入った菓子パンなど、日頃の運動の成果は一日で無くなりそうなほど、おしゃべりしながら食べてばっかり!

行き交う人々が話している言葉は全然理解できないけれど、そこがまたおもしろい。

職場の研究員Tはベトナム系のオーストラリア人なので、カブラマタに行って来て楽しかったよ!と週明けに報告したら、ちょっと意外だったようだ。これも地元に住むLが案内してくれたお陰。

市場でバナナが売られていてとても美味しそうだったけれど、切り売りはしてくれないというので、一人暮らしの身には量が多すぎて買えなかったという話をTにしたら、あれはお供え用のバナナだよと、笑われてしまった。道理でバナナがぐるりと円を描いたように大きな束のまま、形が崩れないよう吊るした状態で売られていたわけだ。


yumiko |mail

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