Howdy from Australia
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2005年08月20日(土) great night out

クリーニング店を探していて、偶然見つけたイタリアレストラン(Sabatinis)。落ち着いた雰囲気でとても素敵だったので、ネットで調べてみたら、サービス、料理共に評判もなかなか。日系情報誌などでは全く宣伝されていないようなので、これはもしかしたら穴場かもしれない。早速、友達Yを誘って一緒に行くことに。

赤ワイン持参だったので、メインは鴨にし、かぼちゃの入ったラビオリと前菜を注文。全て二人で分けたのだが、これまたものすごい量。前菜(Antipasto)が運ばれて、テーブルの中央にどかっと置かれたときは、衝撃的とも言えるほど。

何種類もの生野菜に焼き目のついたナスやムール貝、乾燥トマトにアンチョビ、チーズ、オムレツ、ソーセージ、オリーブなどなど。数種類のペーストも彩りよく飾られて、まさに盛り沢山。一つ一つ味わいながら楽しんでいたら、結局全てきれいに無くなってしまった。

ラビオリもふっくらとしていてクリームソースが絶妙だったし、鴨も外は香ばしくて中は柔らか、まさに「う〜ん」とのけぞりたくなるほどの美味しさ。量が多いね〜などと言っていた割には、カプチーノとデザートまできっちりいただいて、大満足。値段もクレジットカードの特典で2割引になり、お一人様3200円(チップ除く)。

この値段でも貧乏学生をしていた頃だったら高いと感じたかもしれないが、そこは安月給でも社会人。日々質素で孤独な生活を送っているからこそ余計に感じる、食後に食器を片付けなくてもいいありがたみと、気の合う相手とおしゃべりをしながらゆっくりと食事する喜び。

その後、パブに場所を移し、ビール片手(195円)にラグビー観戦。このパブは地元のラグビークラブが経営しているのだが、パブというよりは開放感あふれるお洒落なバーといった感じ。入り口で身分証明の確認をしたり、非会員の場合は住所を書かされたりと面倒な手続きもあるのだが、隣のビルに映し出される巨大映像とあたりに響き渡る音声はかなりの迫力。応援している豪州代表は現在連敗中で、この日も南アに惜敗。

それにしても、お腹が一杯と言いつつもカロリー気にせずデザートを一人一皿頼み、豪州代表の戦いぶりに一喜一憂し、バーベル運動のクラスで使うウェイトの重量で競い合い、3時間も長電話が出来る女友達というのもなかなかいない。


yumiko |mail

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