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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
某社で営業所長と業務主任労務担当責任者10人ずつ集めた研修を行った。最初に所長と業務責任者のチームに別れ、業務責任者は所長に感謝していること、所長は業務責任者に感謝していることを出し合った。次にお互いから「ここまでしてくると助かります」という要求を出し合った。その後、全員を集め、それぞれの感謝と要求を発表し、シェアした。そして、要求事項の中から、自分のできていない課題を見つけるという研修だ。研修をして最も印象に残ったのは業務責任者が所長達に「そこを見ていてくれたのは嬉しかった」と口々に言っていたこと。上司が部下の細かい気配りなど見て承認すると、人はモチベーションが上がる。日頃忙しくて感謝の口にすることができない人も、時に立ち止まって感謝を伝える。そのことの大切さがよくわかった。
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