「いだてん」を見ていて不愉快に思うシーンがある。タバコを吸うシーン。特に室内、劇場内、車内。今ではほぼ考えられないシーンだ。これが戦国時代のシーンでキセルを刷っている分には何にも違和感がない。全く別の世界だからだ。ところが似たような世界で、今、価値観あるいは法律的に禁じられていることが当たり前のようになされていると、そこに違和感が生じる。あそこまで煙草を描かなくてもよいと思う。