V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
ずっと楽しみにしていた『西郷どん』が終わった。最終回を観ながら、西南戦争を起こした人たちは皆、「良いことがしたい、社会のお役に立ちたい」一心だと思った。が、彼らには何が正しいことかがわからない。だから「西郷」を信じるしかなかった。西郷が考えること、西郷がすることが彼らにとっての正義なのだ。が、人はぶれることもある。言い方ひとつで伝わらないこともある。そこで西郷が自らのミッションステートを著し、皆が『敬天愛人』を学び、共感し、腹に落としていたら、決して暴発することもなかっただろう。歴史にタラレバはないが、「人ではなく理念を信じる」。その大切さを最終回に見た。
|