理念経営協会の窪田理事長にこんな話を聴いた。三重県の民間出身の教育委員長が、民間校長を雇うことになった。このとき貸した試験が「箸で時間内に小豆をいくつ拾えるか」。審査員はそれを見ているが、見ていたのはいくつ拾ったかではなく、その『拾う』行為を楽しんでいたかどうか。楽しい仕事なんてない。仕事を楽しめる人とそうでない人がいるだけ。小学校の校長になるような人は、仕事が楽しめる人が理想なのだ。