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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
大河ドラマの「西郷どん」を観ながら、権威ある親子の確執のむごたらしさを感じた。鹿賀丈士演じる斉興は息子の斉彬の存在を徹底的に否定する。「嫉妬より羨望は厄介だ」というが、斉彬の発想と行動力が斉興の羨望を生んだのだろう。対して斉彬はロシアンルーレットで藩主の座を譲るように迫る。そのくらいの切り合いをしないと、親子の嫉妬羨望地獄から抜け出せない。武田信玄親子も斉藤道三親子もそうだった。親子ではないが、秀吉と利休もこのような関係だったのだろう。つくづく凡人で良かったと思う。
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