V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2016年01月28日(木) コンサルタントからの侮辱を飛躍のバネにした社長

【コンサルタントからの侮辱を飛躍のバネにした社長】
アウンズ・ヤナギハラの柳原社長の講演を聞いていて驚いたことがある。それは同社を変えたのが、コンサルタントの心無いひと言だったという事実。その人は「新聞の営業力は新聞社によって決まる。だから新聞販売店の計画など意味がない」と言ったそうだ。これは、販売店の存在価値の否定だ。これを機に社長は、「作り手」ではなく「顧客接点」の担い手にしかできないことを探し出す。そこで出会ったのがCS経営の考え方だった。新聞を売るのではなく、お客様や地域社会の満足に視点を移す。社員には配達能力や営業力でなく、コミュニケーション能力やホスピタリティ能力を求める。そして部数が伸びていれば何をしても良いという経営スタイルから、業界全体の成長=理念の実現を目指す経営に進化したのだった。情報がどこでも簡単に手に入る時代に、One of themに過ぎない新聞社の優位性はどんどん落ちてきている。逆に地域からOnly-oneだと言われる会社はその存在価値を高めている。


酒井英之 |MAILHomePage

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