オーナー企業の某社は、決断が早いのが強みと言われてきた。しかし、その実態はものすごく慎重に検討を重ねる会社だ。同社の役員会といえば2〜3日費やすマラソン会議である。会議の主旨は「成功事例に学ぶ」と「失敗したものをやめる」の二つだが、ここまで時間をかけるのは予想される問題を全部潰しているからだ。問題を全部潰せたら結論を出す。ここまで検討されたプランだから実行が速いのだ。