田村裕の『ホームレス中学生』を読んだ。彼の恩師の手紙など、随所に泣かせる話があったが、最も印象に残ったのは、1日300円生活の中で3兄弟がお米をかみ続けるシーンだった。彼は『味の向こう側』と読んでいたが、噛んでいるうちに一瞬味がする瞬間があるという。以来私は、よく噛んで食べるよう心がけている。『味の向こう側』はまだわからないが、噛んで味わうことの素晴らしさを知った。