メーカーで取扱説明書の翻訳を担当している部門の課長と話した。「部下には翻訳家としての『誇り』を持ってほしい」という。設計が書いた言葉を単に翻訳するのではなく、意味がより正確に、鮮明に伝わるように、単語ひとつ選ぶのが彼らのプロとしての仕事だという。つまり自分の仕事が誰かの「役に立つ」という自覚を持つことが「誇り」なのだ。彼はこの想いを自分の課のクレドにすべく奮闘中だ。