クライアントの29歳の担当者の座右銘は「人生送りバント」。いかに自分を犠牲にして他人に手柄を取らせるかだと言う。聞くと、かつて仕えた上司の座右の銘で、その上司は本当に他人のために奉仕し、決して「俺が、俺が」とでしゃばらない人だったという。同社のような官僚的組織の中でその生き方を貫くのは想像に難くなく、自分の座右の銘を真似する部下がいるだけで、その上司の器の大きさが見える。