| 2001年09月17日(月) |
「眸を開けて」 「大丈夫」 「眷属」 「櫻の森の満開の下」 「白日夢」 |
「眸を開けて」
空気の流れが変わった
水の温度も変わってる
季節が変わる
変わらぬものなど
ありはしない。
知ってたはずでしょう?
うん。知ってる
知ってるから
変わらなければいいのにと
思ってた
それだけだよ
「大丈夫」
どこぞやで見た天使の笑顔
感情のない貼り付けただけの
それと「大丈夫」
ほら。これでみんな気にしなくなる
その裏側の
本当の顔や
真実の言葉など
「 眷 属 」
太陽。
嫌いではないけれど
月。
冷たい光に安堵する
闇。
暗黙の了解
安息の場所
「櫻の森の満開の下」
「櫻の花が咲くのだよ」
「櫻の花と約束したのかへ」
「櫻の花が咲くから、それを見てから出掛け なければいけないのだよ」
「どういふわけで」
「櫻の森の下へ行ってみなければならない からだよ」
「だから、なぜ行ってみなければならないのよ」
「花が咲くからだよ」
「花が咲くから、なぜさ」
「花の下は冷たい風がはりつめているからだよ」
「花の下にかへ」
「花の下には涯てがないからだよ」
坂口安吾『櫻の森の満開の下』より
「白日夢」
水面に映った太陽を
呑み込んだ魚の見る夢だ
熱砂の上
輝く黄金の太陽
渡る灼熱の風
満たされる渇き
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