嗚呼!米国駐在員。
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2006年07月14日(金) アメックスゴールド / ガソリン高い!

またガソリンが高くなった。
ガロン $3.38で、昨日の給油は44ドルもした。これがほぼ1週間の通勤費。2003年の駐在時には20ドルちょっとだったので、ほぼ倍増の感覚だ。原油相場は、中東情勢の緊迫化を受けて急騰。一時1バレル=78・40ドルをつけて初めて1バレル=78ドルを突破、取引中の最高値を更新した。その後も騰勢は衰えず、1バレル=80ドルに迫る水準で推移しているようだ。車が不可欠の国なんだから、せめて原油上昇手当てを出して欲しいと思うのだが、結局は各国駐在員はそれぞれの事情があって、日本の本社では一々耳を傾けていてはキリが無いので、相手にもされないだろう。



先日、いつものように舞い込むDMの中にアメックスゴールドの勧誘があった。これまでにも何度もあったのだが、開封もせずにその度に捨てていた。今回は何故か何の気なしに封を空けた。初年度会費は無料という他に、特に目をひくサービス内容も無い。

米国赴任初年度は、どんなに応募しても審査が通らなかったクレジットカードだが、赴任後3年を過ぎると手のひらを返したように各社からDMが毎日のように送られてくる。安定して年間5万ドル以上をカード決済、遅延ゼロの超優良カード利用者だから、それも当然というものだろう。

パンフレットではこれといったサービスはなかったのだが、カードというものは持ってみて初めて分かるサービスというのも多い。興味を引いたのはエンターテイメントのチケット取得サービス。コンサートやスポーツ観戦で、アメックスならいい席確保しているんじゃないか、という淡い期待感は持てる。アメックスはアメリカでは一流ブランドでステイタスも高い。サービス内容を吟味しようとサイトを覗いてみたのだが、どうやらアメリカのカードは日本で作ったアメックスとサービス内容が違う。

そもそも、会費は日本では27300円(家族12600円)なのにアメリカでは130ドル(家族35ドル)と安い。日本では魅力の空港送迎や手荷物無料宅配サービスは、アメリカのドル決済カードでもしっかりと適用されるのだろうか?日本に帰ったらそのままゴールドは継続されるのだろうか?ちょっと迷うところだが、まあ初年度無料だし(解約でさんざんごねられるのは目に見えているが)、1年だけでも入ってみるか、と思った。ちなみに、同じ会社の同僚はアメックスプラチナを使用しており、おそらく自分も応募すれば審査は通ると思うのだが、年会費395ドル(日本では85000円!)も高いし、何もそこまでは求めていないのでパス。

インターンネット申込みの場合は、初月使用から10ドル引き。
さっそくネットで申込みをしようと、規定のパスを打ち込むのだが、期限が切れているとして受け付けない。用紙は届いたばかりで、期限は8月25日とあるのだが、何度も番号を確認して何度もトライしたが駄目。頭にきてそのまま止めた。まあ無くても不自由はない。

アメックスゴールド、結局自分には縁がなかった。




Kyosuke