嗚呼!米国駐在員。
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2005年11月18日(金) アメリカ人のだらだら書き

ようやく金曜日に「たどり着いた」。
今週になって雪は降るし、気温もマイナス10℃を下回るしで、一気に寒さが厳しくなったからだろうか、何となく疲れがたまった1週間であった。



アメリカ人で不思議なのは、ほとんどの人がだらだら書きを好むようだ。

彼らにどこかの場所を教えてもらう時、日本人の場合なら簡単に地図を書いて済ます事を、アメリカ人だと「北へ2マイル行った交差点で西へ曲がってそのまま3マイル行って・・・・」と、だらだら文章を書いて説明する事が多い。

出張に行く際にお世話になるMAP QUESTで目的地を調べる際にも、日本人は地図をプリントアウトしていくのに対し、アメリカ人同僚はいつも文章での指示だけを持参していく。位置関係などまるで気にしていないようだ。

今日、取引先にある案件に関する質問をメールしたのだが、分かりやすいように、A)B)C)・・と分けて、内容別に箇条書きにまとめて送信した。それに対して、だらだらと順不同で、段落が変わることもなく一気に文章化して返答が来た。まあ、回答が来ただけマシなのだが、こちらが内容別に丁寧に分けて質問した気遣いは全く無視されたようだ。こうしたケースは非常に多い。プレゼンでも、グラフやチャートで数式化する日本人に対して、彼らは何故か文章だけで非常に分かりづらい。


最初は単なる個々人の性格だと思ったのだが、どうやら違うようだ。意外にアメリカ人はこういうタイプが多い。前から不思議に思っているのだけど、何故だか分からない。それとも、すぐに図表化や分別化をしたがる日本人が細かすぎるという事だろうか。


Kyosuke