嗚呼!米国駐在員。
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2005年02月06日(日) 悩みが出来たとき

人間誰しも悩みを持つ。

日本にいたときに、何かのテレビ番組でどこかの企業の創業者の特集をやっていて、その時の話が印象に残っている。

この創業者は、もう絶対乗り越えられない、というくらいの大きな壁にぶつかったり悩みを抱えたとき、神社にお祈りにいって、決まって石をひとつ拾ってくるそうだ。そして、何年かたつと、拾ってきた石とが3個、4個と増えている。
でも、いくつかたまった石の中で最初に拾ってきた石を見ると、「ああ、あの時小さな事で俺は悩んでいたんだな」と思うという。そして、手元にある一番新しい石だって、今は生きるか死ぬかの大問題と感じていても、後から振り返ればちっぽけなことになるんだろう、と思って、前向きに頑張るそうだ。

石の大きさも種類も、人によって違うのだろうけど、人生なんてそんなものなのだろう。いい話だと思った。何故か、今日ふと思い出した。


Kyosuke