サイン・オブ・ゼータ(ネタバレアリ) - 2005年06月04日(土) 実は先週(公開2日目)観に行ってきました。 とりあえず友人のWeb拍手に感想かくべーと言ったのでいい加減書いとかないとなあと。 で、感想ですが面白かったです。 …で終わっても話にならないのでいくつか 賛否分かれてる旧作画と新作画のミックスですが僕は肯定派。 富野氏のインタビューを読んだからってのもあるけど。 冒頭いきなり数分旧作画だったのはきっと狙いでしょうね。 古いのは懐かしい、新しいのは綺麗と気持ちどちらも楽しめました。 新作画のメカアクションは桁外れ。 映画館で観て良かったと思いましたわw 内容は当然ちゃあ当然でしょうが結構なハイテンポで、 コレまた各所で言われてるでしょうが、「ゼータの知識がないと分からない」「観に来る人は大概前知識持ってるから平気だろ」ですが、うーん、どうなんでしょう。 僕は前知識あるので何ともいえませんが… 長いものをまとめたんだから足りない箇所があるのは当然であって削られたところに自分の好きなシーンがあればイヤなんだろうなあ、位に思った程度です。 サブキャラの声優さんの変更は…色々あるんだろうねえw ファーストの3部作ですら声優変えてたし、今現在の時点ではやむなしと………なーんか冷静に言ってるんですが…… ハマーン様の声が変わってたら泣きます。 (4番目の人は声代わってるしな;;) 映画的に感動したのはやっぱりラストの再会までのくだり。 テレビ(世代的にはビデオですねw)ではまだ1クール目くらいですからそれほどの盛り上がりも無く終わったのですが、劇場版のは素晴らしい。 シャアも、アムロも、鳥肌が立った。 そしてカミーユのあのヒーローを見るかのような表情と台詞に脱帽でした。 別にカミーユの性格がテレビと比べて豹変したとは見えないのに、でも違う、だけどやっぱりカミーユだ、っていう凄く言葉にしづらい感じ。 無理矢理たとえるなら、同じカミーユという人間の持っている性格の中でほんのすこしパラメーターが変わるだけでココまで変わるんだと。 構成の妙なのか、台詞回しの妙なのか、富野監督の凄さをここに観た気がしました。 次回も観にいきたいですね^^ で、やっぱりこれまた各所のレビューとかで比べられまくってるのがSEED-D;;(以下一応反転) あからさまに比較対象にするのは好きではないのですが、やっぱり比べられちゃうんでしょうね^^; なんだろう、SEEDの方は友人が書いていたことが結構ズバリな気もするんだけど『本気』が伝わって来ない。 無印SEEDの時のどこだかで「新たなガンダムの世界を作るという気持ちをこめて『機動戦士』の名を冠しました」的なのを読んだ記憶があるのですがどうにもさっぱり; アニメ関係の仕事がさほど華やかでないことも企業の思惑がからんでることもたくさんのお金が動くこともあるくらいは分かるにしても 「演じる声優がコンサートがあるからそのキャラを殺す」(真偽の程は知りませんが) とかを行って恥ずかしくないのかと思う。 4話しか出れないならそれなりの活かし方だって絶対あるだろうに。 (というかΖのフォウとかは短い登場にもかかわらずアレだけの存在感だったし) (設定として)生み出されたキャラは作る人達によって(脚本、作画、そして声優さん)によって作品の中で始めて命を与えられるわけだし、またそれを愛してくれる人がたくさんいることはきっと生み出した人にとっては幸せなことなんだと思う。 ならば生み出した人はせめてそのキャラに「意味」を持たせてやるべきなんじゃないかなと。 死ぬにしても、生きるにしても。 特にSEEDなんかはキャラ人気が大きい比重を占めていそうなだけに尚更それが際立って感じるよ。 SEED好きを否定する気は無いし、それなりに好きなエピソードもあるし、 だからやっぱり、SEEDの『本気』を見た上で判断したいんですよね。 ……今後観れるのかは知りませんがw -
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