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2011年02月21日(月) おにぎり雪山遠征

 わたくしおにぎりは基本的に冬のスポーツが苦手です。
常日頃、おにぎり族は雪山は雪だるまのごとく転げ落ちることが鉄則であると教えられているため、道具を使って滑り降りるなどというシャレオツな方法が性に合いません。

ゆえに、私は雪山ではかなり恐れられており、その昔友人6人でスキーに行った際、一人ずつ順番に距離を空けて滑り降りていたのに、一番最後に出発したにも関わらず一番最初に下まで降りていたという恐ろしいスキーヤーであります。
ブレーキをかけられず直滑降に猛スピードですべるため、恐怖で雄叫び越えを上げていると「なりが後ろからすべってくると叫び声がだんだん近づいて来て怖い」と、よくゲレンデの人々を魅了していたものです。

それでも一度も転倒したことがないから、多分運動神経がすこぶる良いと自負しています!



ここしばらく人々に迷惑をかけないように自粛していたのですが、このたびスノーボードという新しい分野に挑戦することになりましたすみません。(遅い大学生デビューみたいな)


スノーボードは骨折するという噂を真に受けてこの年まで毎回誘われても断っていたのだけれど、ゲレンデが俺を呼んでいたので行きました。



長くなると読むのもめんどくさいので結論から言うと、死にました。




最初は余裕です。全部レンタル品なのでウェアがださいことは目をつぶってくれ。








軽斜面で1時間練習して思いのほかに運動能力を発揮してしまったため、いきなり上級者コースの急斜面に連れていかれました。もう上級者の人とは一緒に滑りたくないです。





いや、すべり慣れた人にはどうってことないんですけどこの斜面、おかしいでしょ。90度ですほぼ。







頂上で記念撮影するも、あまりの急角度に恐ろしくて一人だけ斜面を見る、、。



そもそも初心者のくせに上級者コースにくるなんて、上級者からしたら邪魔以外なにものでもないですね。
案の定、意を決してゆるゆるとへっぴり腰で3mくらい進んだ所で、後ろからかっこいいおにいさんにつっこまれました。すいません、本当生きててすいません。

そのつっこまれ方が、奇跡的におにいさんにお姫様抱っこされる形で突撃されたので外野(友人)から今時珍しい「ヒューヒュー!」という野次が飛ぶ。
残念ながらゲレンデマジックはなく、突撃されたことがトラウマとなって完全に腰が抜けました、、。


驚きです、人生初の腰が抜ける体験、立とうとすると腰がへにゃるのです。
この腰抜けやろう!!!






一方地上では私の到着を待つ友人。












1時間後。



やっと到着。(遅すぎる。そしてへっぴり腰)











結論。上級者は初級者を連れて来てはならん。
その後おにぎりは軽斜面でひたすらちょろちょろしてリフト代を無駄にする。
次回はそりすべりか雪合戦に挑戦したいです。



ところで尻餅つきすぎて尻が痛かったので二日目に尻パッドと称してパンツにバスタオル突っ込んでウェア着てたら、めちゃくちゃグラマーな尻デカねえちゃんになりました。
グラマーになりたいときゃ、バスタオルで尻バッドだぜ。


nari |MAIL