妄想誘発剤

2001年11月16日(金) 僕は最後まで見届けることはできないけど 一体最後とはいつのことだろう

僕らが勝手に決めただけで
あれが最後だなんて
そんなことはただのカタチだっただけ
でもね、あれ以上続いていくなんて
もうどうしようもなく哀しいことだったんだよ
僕らは勝手に最後と決めたけれど
その場にいられたのだって、結局彼女だけだった
今になって思えば
本当の最後は僕がいなくなってしまった時なのかもしれない
それだって、全部嘘かもしれない

いつが最後かなんて
どうだっていいかもしれないね
こうして僕が思い出している間は
少なくともつながっていられるから
たとえば君が全部忘れてしまったとしても


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茜 幸美 [HOMEPAGE]

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