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2004年09月03日(金) 手の届かない あのひと


今日は社長さんに、ポイントカードに入会してもらいました。
(↑ というか強引に申込書書かせた・・・)



その書類に必要事項を書く社長さん。

あいにく、身分証明書のコピーをとっている暇がなく
とりあえず書きかけの書類を私が預かることに。


早速、「どんな字を書くのかな?」等々チェックしていると・・・




配偶者 有



その部分を見て、私は今更ながら大きなショックをうけた。



そうだ、社長さんは独身ではないんだ。

奥さんがいる人なんだ。


私も、Tの事をふっきるきっかけとはいえ・・・



泣きそうだった。



わかっていたはずなのに。




結局、わかっていなかったんだ、私は。


社長さんが仲良くしてくれるから。

あのキスだって、酔った勢いとはいえ

必ずどこかに愛情があるはずだなんて思い込んでいた。


私が欲しかった腕の力強さも、体温も、

社長さんがくれた。


「yuu暖かいね。こうしてると、ほっとする」

私がほしかった言葉も言ってくれた。

そばにいることを喜んでくれた。


それが、社長さんの本心だと思っていたかった。


だけどもうあの体温を、力強さを感じることはできないんだ。





これ以上進展しないのなら、放っておいてほしかった。






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