みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2005年07月09日(土) しらかし台中、全日本少年へ!

 夕方、自宅にいると携帯電話が鳴った。ディスプレイには「猿橋善宏先生」の文字。何だろう、珍しいなぁ…と思って電話に出ると、「横浜スタジアムの出場権取りましたよ」とやや興奮した声。横浜スタジアム? 何のことか分からず、「え?」と聞き返すと、「南東北大会で優勝して、夏に横浜スタジアムに行きます!」と。
 え〜!! びっくり! 
 宮城県大会で優勝していたことすら知らなかった…。東北はてっきり選抜チームが出てくるものだと思い込んでいたので、単独野球部はノーマークでした、すいません。

『中学野球小僧』の読者にはご存知かと思いますが、猿橋先生は宮城・しらかし台中学校で野球部監督を務めている。前任の松島中学校では、99年に全中出場を果たし、ベスト8入り。このときの勝利が、宮城県勢にとって全中初勝利となる大きな1勝だった。
 猿橋先生。学生時代、野球の経験は一切ない。幼少の頃から病気がちで、野球がやりたくてもできなかったのだ。その鬱積した思いを指導者になって晴らそうと、中学校では野球部の顧問に。当初はサッカー部の顧問に決まっていたらしいが、「野球部を持たせてください!」と学校側に直訴し、野球部を持てるようになったとか。

 5月にしらかし台中に伺った際、中心選手5人に話を聞いた。
 みんな迷うことなく、「目標は全国制覇です」と口を揃えていた。これにはびっくり。強豪私学といわれる中学校でも、「一応…、全国制覇です」といった感じで、自信を持って言い切ることはなかなか難しい。それがしらかし台中の子は、スパッと言い切っていたのが印象的だった。

「考える野球」を目指しているしらかし台中。はたして、全国では明徳、東海大翔洋、桐蔭などポテンシャルの高いチームと当たったとき、どのような野球をしてくるのか。非常に楽しみだ。初戦で明徳と当たると面白いなぁ…と思ったり。


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