先日、神宮球場の一塁側控え室の近くで選手を待ってると、記者バッジをつけた記者が2、3人、私と同じように選手を出待ちしていた。私はこの記者バッジなるものに非常に敏感だ。Yシャツの胸のあたりに、直径8cmほどのバッジを着けている。何のへんてつもない、ただのバッジだ。だが、あのバッジがあれば、記者室に入れるし、腕章がなくても、取材スペースに入ることができる。新聞記者になりたいとは思わないが、あのバッジだけは欲しい…。 バッジを着けている=スポーツ新聞の記者。これは大学野球の場合、ほぼ間違いない。一般紙は、そうそう取材には来ない。 バッジを見ると、瞬間的に「この人はどこの新聞社の人なんだ?」と思う。もし、自分と同じように取材をしていたなら、この記者はどういう視点で書くのだろうか。翌日の新聞で記事を読んでみたいからだ。「あ、あのコメントをこうやって使ったのか」とか、「あれだけ取材して、こんなに書くスペース小さいのか」だとか。そんなことを思うのも楽しかったりする。悪趣味か?
どこの記者なのか。これは、スコアブックを見れば大体分かる。各社、それぞれ独自のスコアブックを持っているので、表紙に「OO新聞社」と記されているのだ。一時、このOO新聞社と印字されたスコアブックに憧れを持ったこともある…。
で、スコアブックである。某大手スポーツ新聞社のスコアブックを覗き見した瞬間、「お〜!これがまさしく、おれが求めていたスコアブックだ!!」と思うぐらい、最良のスコアブックに出会ったのだ。 一番の特徴は、「ストライク」「ボール」「空振り」などを○、−、△と記すスペースが、市販のものに比べて数倍のスペースをとっている点だ。そこには、「●144km」というように1球1球の球速が記されていた。市販のものだと、あまりにもスペース(特に横幅)が狭すぎて、家に帰って見直したときに、「これ、何の記号だ?」と分からなくなるケースが多々ある。球速を書き込めるぐらい大きければ、その心配もなさそうだ。
もうひとつ目に付いたのは、イニングスコアを記す、得点表がないことだ。「ん?どこに得点が書いてあるんだ?」と目を凝らして見てみると、市販の場合だとスコアブックの下の方に必ず設けられている「得点」欄が数倍もでかくなっていて、そこに数字を書き込んでいるのだ。これだと、得点表がなくても、何回に何点入ったのか非常に良く分かる。
この大手新聞社のスコアブックの特徴は、とにかくひとつひとつのスペースがでかい。極力、いらないものを排除している。例えば、どのスコアブックにも右端に必ず設けられている残塁や失策など、細々したマス目のようになっている欄がない。そこを削っているから、1球1球の球速を記すスペースが生まれている。
私はこのスコアブックを目に焼き付けて、自宅に戻ってから、早速Excelで作ってみた。とにかくスペースを大きく、メモを書き込める欄も作りたい。自分の求める要素をふんだんなく入れて、なかなか良いスコアブックができた(自分にとってです)。今はそれを重宝してるしだいです。自分オリジナルのものなので、周りの方にチラチラ見られると、ちょっと恥ずかしいんですが(笑)。 もし、興味のある方はmailを下されば、添付ファイルでお送りします。「もっと、こうやった方が良い」など、より使いやすいスコアブックにするためのアドバイスも頂けたら嬉しいです。
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