| 2002年03月25日(月) |
ホームランは減るか?(センバツ開幕) |
センバツが開幕した。第一試合の9回、二松学舎大付属の代打伊戸田がセンターバックスクリーンに今大会第1号となる2ランホームランを打った。金属バットの新規制が採用されてから、初のホームランである。 新規制は近年続く「打高投低」に歯止めをかけるため、投手の安全を守るために、昨年6月発表された。以下の2点が主なポイントだ。 �〔祇�限だったバットの重量に900グラム以上という上限を設ける。 �▲丱奪箸虜蚤臘招造鬘僑轡潺螳焚次文醜圍沓哀潺蝓砲棒�限する。 新規制は高校野球では昨秋の大会から、社会人では一足早く夏の都市対抗で採用された。高校野球については京都新聞に興味深い記事が載っていた(以下要約)。
「秋季大会の本塁打数は、昨年の35本から22本に減少。府高野連は『バットが重くなって、全体に打球の飛距離が落ちたのは明らか。また、細くなったたため、球を芯に当てる技術のない選手は打てなくなった』 注目されるのはベスト16に残った上位校の本塁打数は20本(昨年21本)と大きな変化はなかったのに対し、その他の学校はわずか2本(昨年14本)と激減した点」
「優勝した平安の原田監督は『フェンス越えできなくなったのは筋力のない選手。筋力のある選手は慣れれば影響はない』。大会で2本塁打を放った今浪選手は「慣れれば、逆に重くなって振りぬきやすい」
一方、社会人の都市対抗を見ると、00年に106本だったホームランが、新規制を採用した01年には96本に減少した。少なからず影響はあったようだ。
センバツのホームラン数は近年増加の傾向にある(以下参照)。各メーカーから性能の優れた軽量バットが開発され、選手も筋力強化に励んだ結果だろうか。
91年 18本 優勝:広陵 92年 7本 帝京 ※ラッキーゾーン撤去 93年 11本 上宮 94年 10本 智弁和歌山 95年 18本 観音寺中央 96年 5本 鹿児島実 ※金属バット導入後最少 97年 7本 天理 98年 8本 横浜 99年 7本 沖縄尚学 00年 14本 東海大相模 01年 21本 常総学院
バットといえば、今年から社会人では木製バットが採用された。金属から木製へ。野球がガラリと変わったようだ。 神宮球場で行われた決勝戦は、1−0で日産自動車が勝利を収めた。昨年の決勝は何と、25−13と大乱打戦。木製バットでは考えられない試合だ。ホームランに目を移すと、昨年が89本(全31試合)、今年は21本(23試合)と大幅に減少。総得点も387点から138点と減った。 打ち勝つ野球から、1点1点を着実に加え、守り勝つ野球へ変わった。
今回のセンバツは、金属から木製ほどの変化は起きないだろうが、軽量バットのときのようにホームランが生まれるとは思えない。投手を中心に守り勝てるチームが、優勝に近そうだ。
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