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例えば - 2002年08月01日(木)

例えば。
好きなことを好きなだけして、あっさり死んでいくのと
好きなことを好きなだけ出来ずに、ぐだぐだ生きるの
私は前者がいいな、と思うわけ。

でも、前者には犠牲がともなう。
それが家族だったり、兄弟だったり、友人であったり、恋人であったり。
人でさえないかもしれない。

私は一度、死のうって思った。
でも、昔ある人が「死んでしまうのなら、その命俺に預けろ」って言った。
それから、私は私のためじゃなくて、私を失いたくないって思ってくれてる人達のために生きようって思った。
でも、私も人間だから思ったようにいかなくって、今は私のために生きている。
我侭に生きている。

もしも前者を心に生きるなら、いままでの私は全否定されてしまう?


例えば。
鏡の向こうはもうひとつの世界だったら。
「世界」同士は壁1枚で区切られていて、その壁が透けて見えるのが鏡だったら?

面白いね。

世界同士は似ているけど違う世界。
例えばあなたのはいている靴下の色が違ってたり、シャツのがらが違ったり。
そのくらいのちょっとの違い。
違い。
違う。
違う?
「世界」はどうして別れてしまったのかね?
隣の「世界」の私はちゃんとしっかり生きているのかね?

壊れしまう恐怖はどの「私」にも共通するのかね?


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