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秩序と混沌。 目次。|過去。|未来。
新婚野郎の仕事してたら、どうにもむかっ腹立ってきた。 出社したら到着してたメールも、微妙に難読。 曲解すると、俺にタダ働きしろと命じているようにも取れる。 っつーか、あれは私にまだ正式に結婚報告も謝罪もしていない。 とりあえず、メールの説明を求めようと野郎の居室に向かう。 廊下を歩いていると前方に奴らしき姿を見たが 人違いだと怖かったりするので放置。 部屋に入るとやっぱり居ないので近場にいた某男性に尋ねる。 「今日はほとんど席外してるよ」 「へぇ…ところで… 今の私は、彼と直接話をしていい状態なんですかねぇ?」 「?」 「…彼は先週の問題のことは知ってるんですか?」 「うん、昨日言った」 「そうですよねぇ?私が言うことじゃないですよねぇ?(冷笑)」 「…」 「あかん、今は顔合わせたらあかんわ(笑)」 「言いたいことははっきり言ったほうがいいですよ」 「はぁ…(大溜息)」 当初の用件であるメールに関する質問の伝言を頼むが、 だんだんヒートアップ。 ああこれが怒髪天を付くって感じかと。 「私はいいんですよ けど周囲に多大なる迷惑をかけたじゃないですか」 「それはあなたに関係無いでしょう」 「その言葉何度も言われたことありますわ それはお前が言うことやないて」 「そんなところにエネルギー使っても無駄ですよ」 「でも悔しいんですよ」 「まぁ落ち着きましょう、今日は残業不可だし さっきも放送あったでしょ?」 「外出してたんで聞いてません」 「喜怒哀楽がはっきりしてるのは人間らしくていいことですよ」 「仕事してて感情なんか無ければいいって思ったことありません?」 「仕事は淡々とこなすものです」 「アタシ精神年齢低いからなぁ、でも明日で(ピー)歳ですよ」 「ええっ僕今年(ピー)歳です、(後略)」 「そういえばそうでしたねぇ」 「あと5年もすれば、大人になれますよ」 「あと5年かぁ(苦笑)」 脳味噌沸騰してて言葉の子細やら順序やらは怪しいが、 結論として某男性は立派な大人というか。 いつの間にかなだめすかされてしまった。 しばらくすると、某男性から主目的の問い合わせのことやら アタシの怒りっぷりやらを聞いたのであろう 奴からメールが来た。 こちらも細かい内容は危ういが ・私の上司を間違えている ・仕事の進め方は私の希望次第 ・私への迷惑に対して謝罪 だった。 相変わらず結婚報告が無いということは 私はその程度の存在なのだということにして、 ひたすら敬語を通して返信をしたためる。 やんわりと(本人談) ・あたしの上司は別の人じゃコラ旧上司はもう関係ないんじゃ 取引相手のこと少しは調べやがれそれが社会人としての礼儀やろ ・客はアンタじゃ、決定権はアンタにあるんじゃ 仕事の進め方に俺個人の意見なんか関係あるかコラ ・迷惑かかった相手間違えてるだろコラ俺じゃねぇ、お前の周囲だ な内容を。 さらには ・テメェ私事で仕事放り投げてんじゃねぇよ 居なくなるならそれなりの段取りつけてから行きやがれ ・俺とお前の給料差は、すなわち俺とお前の能力と責任の差だろ それなりの自覚を持って仕事しろよ なことまで書いてしまったが さすがにこれはまずいと削除した。 送信したのは19時過ぎ。 残業不可なのに何やってんだよ。 ■ 帰宅したら即刻、様子が尋常じゃない私に気付かれた。 親に愚痴るうちに涙ボロボロ。 「何でわかってくれないんだろう、自分にはそれだけの責任があるって」 「ほっとけ、そういう奴は一生気付かん」 「でもさぁ、いずれ偉くなって部下を持つときに困るじゃない」 「お前がそんな心配することない」 ←また言われた 「だって、その人悪い人じゃないんだよ」 「仕事に感情はさむな」 ←また言われてる 「そんなのアタシ出来ない」 あと5年、かぁ…
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