小学校のときうちにパソコンが来た。もしかしたら中学生のときだったかもしれない。かりかり言う音がなんだかすごいものだと感じさせた。その後、どんどんパソコンは新しくなっていって当たり前の存在として置いてあった。今使ってるパソコンはノートブックで久しぶりに音楽もラジオもかけずに使ったらかりかり言う懐かしい音が聞こえた。どれだけ音の溢れた世界にいたのだろう。そしてその中でどれだけ忘れたものがあるのだろう。夜明け前はそんなことを思い出す。