飲み会。ひとりの門出を祝っての。飲んで、笑って、カラオケして、笑って。そんないつもと同じ飲み会だった。でも、帰り道でひとりが「明日にはもういないなんて信じられないよな」と言ってその言葉にショックだった。楽しくて言われるまで忘れていた。いつもと同じなのに明日にはいないんだよな。春は切なくてすこし悲しい。