日記のようなもの
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仕事に復帰して引越しの準備やらでドタバタしてて 時間がたつのがマッハです
ふと、友人がなくなってから2週間 いや、あっという間だったな… この2週間ってちょっとあるんです…
まぁ、2週間前の話 突然の訃報を聞いて仕事をバックレて家へ
そこに横たわる遺体が2つ…
って、2人?
死んだん一人じゃないんかい! って、事情を聞いたら
36週で身重だったとのこと…
つーか、お前!オンナだったんかー!!!!!!!? って、ことはないけどw 妊娠してただなんて全然知りませんでした…
つーか、最後に会ったのが2月だから気づかないよな… 連絡とってなかったから知りもしなかった…
まぁ、4週1月換算だからら9ヶ月ってことよね…
で、2週間後に帝王切開の手術まで決まっていての不慮の事故だったと…
身重の体で無理して出かけたらしい…
おなかの子供は最善を尽くしたけれど間に合わなかったとのこと…
取り出されていて母である友人の横に寝かせられていました 友人は腕を胸の上で組まそうとしても右手で我が子を抱えるように 戻ってしまうとのこと…
母としての想いがあったんだろうなぁ…
告別式の最後 棺の中に花を入れるときにちょっと手を触りました
ぷにぷにの柔らかいちっちゃい手 体温がかよってないという以外はフツーの赤んぼの手
軽くひらかれた手を握ってかるく握手
赤ん坊は拳を握ったグーの状態で産まれてきて その手の中には幸せをつかんでいるって話を聞いたことがあります
この子はなにもつかめなかったんだなぁって… つーか、産まれることさえ 天使のような産声をあげることさえかなわなかったんだよな… 光を浴びることも 息をすることさえかなわなかったんだ…
そう思ったらまた涙があふれました…
とてもせつなくて悲しい握手
ヨメが 「きっとママがさびしがり屋のあわてんぼうなおっちょこちょいだから 心配でついてっちゃったんだよね」って・・・
そうだろうな… その開いた手はママの手を掴むために開いてたんだろうな・・・ きっと、ママにに似てやさしい子だろうから…
そっと、手を握りながら 『はじめまして、じゃあね ママをよろしくね』って
初めて会った人とそのまま永遠の別れだなんて 当然初めてのこと
こんな悲しい握手は二度としたくない…
もし、事故がなく無事であったのなら そろそろ産まれてきた頃だったのかな?ってね…
ここ最近 自ら命を絶つようなニュースをよく聞くけれど なんか悲しくなるよな 死に逃げちゃダメだよな…
生きるほうが何倍もつらいけどやらなきゃな…
生きたくても行き続けることができなかった命もあれば 今回みたく産まれたくても産まれることさえできなかった命もあると…
つらいときに言われてラクになったことば
「死ぬ勇気があれば何でもできる」
まさにそうだよな がんばらんとな…
ま、ふと2週間ってことで思い出したこと 自分の中で風化しつつあるのは現実だと認めたくないからだろうな…
ぶっちゃけて、死にたいと思ったときのオレの支えは殺意でしたw 若かったな…
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