日記のようなもの
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2003年09月28日(日) FZR逝く

 目覚ましをかけていた6時半に目覚める
とりあえず、ノソノソ起きだして昨晩作った味噌汁に火を入れてぼーっとする
世話役のとっちゃさんはもう出発していて、なかりゃさん、ひのえさん、ごんさんはまだ寝ている
1人で味噌汁をすする
バーベキュー用だったタマネギ、ジャガイモにバーベキューで余ったニンジンとナスも入れた
残り物でさくっと作った味噌汁なわりにうまい
やっぱ、オレは味噌汁って好きだなぁ…
まぁ、ミソは賞味期限を1年すぎても大丈夫ってことが実証されましたw

7時過ぎにみんな起きてさくさくとかたずけて準備をして、8時過ぎに出発
三ケ日ICから東名道にのって袋井へ
快調に走っていたらオイルランプがついてしまったのでノンビリと走って袋井へ
昨日のようなガス欠みたくなる症状は出なかったけど
どーも、トラブル続きだね…
袋井からはR150に出て浜岡のヤマハテストコースへ

今日(今年)はここでジムカーナもどきの安全運転講習をするらしい
やってみたいけどオレのバイクではやりたくない
つーか、そうでなくても怪しいのにれ以上おかしくなってほしくない!ってのは本音w
オレは静岡から無事に家に帰りたい!

去年までは袋井のテストコースでクラブヤマハの一般向けなイベントだったんだけどね
いろいろあったらしくて、今年は中止
来年にカタチをかえて復活するらしいけど…
まぁ、それだけじゃこねーな…

そんなわけで、見学オンリー
トライアル体験とかもあったけどなんかノリ気じゃなかったのでやめておきました
ホントは帰りたいんだけど、まぁつきあいでね…
つーか、一応、非公開なクローズドのテストコースに完全に閉じ込められているので途中退出もできない
おまけに、社外秘のものなどがあるようで写真撮影禁止らしくて、いよいよやることない…
ずーっと、ぼーっとしてました
つーか、帰ったほうが良かったかもねぇ…

まぁ、ヒマなのでなかりゃさんとバカ話
KG『カーボン外装のOW−01('89 FZR750R)目立ってましたね〜♪』
なか「いや、あれがOW-01で750ccだってわかってくれる人間がどれくらいいるんだか」
KG『まぁ、OWを知ってる人間ならわかるでしょうけど、知らない人だったらしょうがないでしょう?』
なか「納得いかないなぁ。これ400cc?って聞かれたらハラたつよ」
KG『レースベース車でコンパクトだから余計にでしょうね〜w
   でも、ウチらもXJRの400と1200.1300の区別なんて、なかなかつかないでしょ?』
なか「あれはカンタンだよ!・・・」
KG『そうですか?ドコ違うんですか?』
なか「ってドコが違うんだっけ?
   そんなのいいよ、興味ないから!」
KG『そう!そーゆーことです!
   まわりもFZRなんて興味ないんですよ(泣笑』
って、カンジなかけあい漫才♪

そんなわけで、盛り上がりにも欠けたまま14時に終了
バイクがあやしいので早く帰りたいからさくっと帰路に着く
R150で御前崎を経由して吉田へ
とりあえず、トラブルの解消につながらないかとホームセンターで水抜き剤とキャブクリーナーを買ってタンクにつっこむ
気休めにでもなることを祈る

で、今月はカードで4円引きなのでI光のスタンドを探してたらなかなかなくて
結局、焼津まで…
満タンついでにオイルも様子見で100cc補給して焼津から東名道へ
ノンビリ走っていたら後ろから快調に飛ばすTDMが1台
会場にいた人だ!ジャケットで覚えてるw
せっかくなので後ろについてランデブー♪
いいペースだ…
速すぎるw
つーか、ふわわキロでHシステム通過はやりすぎだw
でも、光らなかったなぁ…
快調に2台で走っていたんだけれど、突然に終焉の時が…

そう、症状が出始めました
カブっているというか、1気筒死んでいるというかね…
高速巡航したらダメなんよね…
とりあえず、富士川SAにピットイン
トイレに行ってエンジンかけたらもう普通にかかったので出発
今度はペースを下げてぬふわキロあたりで巡航
これなら大丈夫だろう って思っていたら、また出た…
裾野IC手前の東名裾野BSに止まってエンジンを止めてかけなおす
復活!w
このあと、ぬわわキロ巡航まで落としたけどまたおかしくなる…
ちょうど駒門PAがあったのでピットイン
エンジンを空ぶかしするとバンバンとケツから火が出てる…
アフターファイヤー?
濃すぎる?点火されてない?
原因はなんだろう…
このあとは御殿場ICあたりから車がつまりはじめたのでペースが落ちる
秦野中井ICから海老名SAまでずっと渋滞ですりぬけになるけどなんの問題もない
海老名で最後の休憩をして出発
混雑している首都高をゆっくり走って
湾岸線もまわりの流れにのってゆっくり走行
千鳥町で降りてR357へ
ペースがおちるとガス欠の症状もでない
とりあえず、サビやらでストレーナーがつまっている可能性があるので帰ったらタンクをはずそう!
そんなわけで、もうすぐタンクがリザーブになるけど給油ナシで残り10キロの道を走る
FZRは電磁コックなせいかガス欠がいきなりガクンってくるんでそれがイヤなんですけどね
コック切り替えてもなかなか復旧できないし…
まぁ、しゃーない

で、快調に走って湾岸357からまろにえ通りに曲がって地元・津田沼駅南口ロータリーの信号待ち
あと家までは2.3キロ、もう無事に帰れることは確信していました
したっけ、タンクはずして、ガス抜いてストレーナーを清掃するだけ♪
ちょうど、ガスがなくなってきたせいかプスプスいいはじめた
スイッチをリザーブへパチン!
ブボボボボとカブリ気味だった音がウォンウォン!と元気になりはじめた
ただ、あいかわらず尻から火は出てる…
もう日も暮れているのでキレイに見えるんだけどね
でも、ここは駅前ロータリー
正面にJR総武線津田沼駅
左手にはダイエー
右手には我が母校千葉某大w
まわりの注目を浴びています
いい見世物ですw
しかし、パスンっといきなりエンジンが止まってしまう
セルは元気に回るんだけどかかりそうにない…
ない、FZR止まりました♪
とりあえず、20分近く格闘してあきらめました…
線路の向こう側にはいきつけのバイク屋が2軒あります
ただ、JRの線路をこすのはアンダーパスかオーバーパス…(総武線の御茶の水・東京−千葉間は立体交差化が進んでいて踏み切りがほとんどないんです。あるのは幕張に2カ所かな?)

まず、押せるトコまで押す
途中、下り坂の勾配を使った押しがけに挑戦するもダメ…
まぁセルが元気に回るのに押しがけしても無意味だべな…
1キロ近く押して(通称・あずま橋)から下り坂の(通称・T橋)コーナーをすぎて
コの字コーナーまで勾配を利用してたどりつく
で、目の前にはJRをくぐるアンダーパスの高い壁が…
また、ここはヒドイことにJRくぐってもさらに登るんよね…
も少しマシなアンダーパスに行くにはもう1キロ近く押していかないといけない…
もう、ギブ!自分ではどうにもできません!
ヘルプミー!ってヤツです

とりあえず、一番近いバイクショップ(D仏ワークス)に電話をかけてみる
ここはバイクこそ買っていないけれども、TZRの頃からパーツを注文したり、事故の時も面倒みてくれたり、FZRも見てもらったことあるし常連ではないけれどもお世話になっているとこなんでね♪

KG『あの〜、バイクが駅前で止まっちゃったんですよ。で、なにしてもエンジンかからないんです』
店員「車種は?」
KG『ヤマハのFZR1000です』
店員「で、症状は?」
KG『昨日からガソリンが残っていてもガス欠みたいな症状が出ていたんです
   で、出先から帰ってきてガス欠な症状が出てきたので
   ちょうどリザーブな距離だな?と思ってコックをリザーブに切り替えたんですけれど
   治らなくてエンジンが止まりました。
   もう、なにやってもかかりません
   コックスイッチ、電磁コックか燃料ポンプあたりのトラブルだと思うんですけど』
店員「そんなの自分でやればいいじゃん!」
KG『はぁ?』
店員「ガス欠ってガソリン入れたらなおるの知ってる?それくらいできない?」
KG『いや、単なるガス欠じゃなくて、ガス欠の症状がでてるって話でして…』
店員「はいはい、もういいから!
   だから、ガス欠なんでしょ?ただのガス欠じゃん!
   そんなん自分でどうにかすればいいじゃない?
   ガス欠だったらガソリン入れりゃいいじゃん!それくらい自分でできるでしょ?
   ウチが動いたら引き取り料に修理代もらうよ?
   それだけムダでしょ?
   そんなにムダな金をはらいたいの?」
つーか、言葉が出ませんでした…言葉を失いました
引き取り手数料とかそんなの前提で電話してるんよ?
どーにもならんでお手上げで電話してるんよ?
それを、客商売してる人間が「自分でやれよ!」ってさぁ…
ガス欠の症状が出てるけどガソリン残ってるんよ?
自分でやれたらやってるよ
でも、一番近いガソリンスタンドでもおたくのショップより遠いんよ?

もう、何も言わずに電話を切りました
すごい悲しかったです
とりあえず、このショップに持ち込む気は失せました
まぁ、ガスだけは入れとこうって自宅に電話して親父に車で来てもらいました
とりあえず、近所の顔のきくガソリンスタンドへ
携行缶を借りて5リッターガソリンを入れて、FZRをおいている場所へ
給油してからセルをまわす
ウンともスンともいわない…
これであきらめがつきました
スタンドに携行缶を返しに行って、いったん帰宅
荷物を置いてジャケットと脊椎パッドを脱いでリードで現場へ

とりあえず、自宅に運ぶかバイク屋に運ぶか悩んだけど
自宅に持ってったら放置プレイになることが目に見えているので、アプリで世話になっている駅北口からほどなく離れたバイクショップPクルーに電話
もう閉店の時間(20時)だけど待っていてくれるらしい
ちなみにエンジンが止まったのは18時過ぎですでに約2時間経過…
で、JBRに電話
ヤマハのクラブヤマハ会員特典で15kmまでは無料で運んでくれるんす
で、「40分ほどで到着しますんで〜」ってなことなので待つ
急いでてジャケット脱いできてしまったので夜風が身にしみて寒い…
ヒマなんで知り合いにメールを打ちまくり…
ハッキリいってさみしい…
すごい孤独でした…
あまりにも寒くてつらかったので100mほど離れたコンビニに非難する
つーか、最初からそうすれば良かった…
で、暖かいコーヒーでもと買い物しようとしたら携帯が鳴る
JBR「バイクのトコにつきましたけど〜」
はい〜っ!?
KGW『すぐいきまぁ〜す!』

そんなわけで21時過ぎにバイクを積んでバイク屋に向けて出発
つーか、この救世主で天使のように見えるJBRのおにーさん
もう、感謝感謝なんだけれども
しかし、すんげ〜ムスっとしてまして、機嫌が悪いのか愛想がない…
話しようとしてもレスポンス悪い…
KGW『ありがとうございます!たすかります〜』
JBR「ずいぶん古いバイクですよね〜 原因はなんですか」
KGW『燃料系だと思いますけど…』
JBR「あーそうですか」ってカンジで
おいおい、ハッキリものを言うねぇw
バイク屋までの約10分、会話はかみあわずに殺伐とした空気が流れてましたw

で、バイク屋に到着
開けてもらって症状を伝える
まぁ、なんとも言えないでしょうね…
そんなわけで、ショップの人とJBRの人にお礼を言って店を後にして
もう1度現場に行ってリードで帰宅
時間は21時半でした…

長い1日でした…
でも、無事に五体満足に帰宅できました
FZRは残念ながら動かなくなってしまいましたが、津田沼まで頑張って走ってくれました
おかげで地元のショップに入院させることができたし♪
オレのために頑張ってくれたんかねぇ?
止まったことはショックだけど、今思い返すと運命的なものを感じます
幸運と思っておきましょう♪
まぁ、美談にさせといてねw

でも、99年の6月に購入してから4年で1万2千キロぐらい走ったかな?
距離は走っていないけど南は九州に四国、北は米沢、福島といろんなとこにいった想い出あるしなぁ…
めだったトラブルは九州行ったときに宮崎で立ちゴケしてクラッチレバー折れる
高千穂でメーターケーブル切れる
去年、ツーリングの集合場所に向かう時に三郷でバッテリーがあがって押しがけもしたなぁ…

オレが17の時に初めてヤマハFZR250Rを買ったときに発売されたヤマハの憧れのフラッグシップモデルのFZR1000
やっぱ思い入れあるバイクだし、なんとかなおって欲しいですね…
そりゃもう格安でw
つーか、ショップからの電話を待ちつつドキドキしてますw


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